其のニ 今晩は。柴の五十六♂です。お題:山本 五十六さん
僭越ながら、私が名前を頂いた山本五十六さんについて。
本当は「私が」名前を頂いたのではなくて、主人が勝手に名前を貰って来ちゃいました。詳しくはプロフィール参照して下さい。
さて本題の前に。ひょっとしたらご存知ない方のために、以下数点について・・・・。
・日本はアメリカ他数カ国を相手に大戦争をした。→本当
・いつごろ?→今から約70年程前
・結果→完膚無きまでに負け、非戦闘員(軍人、兵隊では無い人)を含む数百万人方が犠牲となり、亡くなるか、怪我をされました。詳しい数字は覚えてません。インターネットで太平洋戦争もしくは第二次世界大戦を検索してください。
・山本五十六は実在の人物?→実在の人物で、戦争前:軍政家、戦争直前~戦争中期に戦死(戦って死ぬこと)まで戦闘の指揮をとっていた海軍軍人。
・山本五十六さんは、どんな事をした人?→軍政家時代:アメリカ、イギリスその他と戦争をすれば日本は必ず 負ける・・・と戦争に反対した。でも実戦の指揮をとらざるを得ない立場に置かれた以降は、真珠湾攻撃など(数年前に映画化されたが、あんないい加減な映画は空前絶後ですから良い子は絶対見てはいけません)を立案したが、本人も解っていた負け戦となり、戦死の形を採って「自決」した。
以降は次回に。
主人面倒くさがり屋なので、同じ所で「次回」やります。
それで、その面倒くさがり屋が、何故こんな大それたテーマで述べ始めたか言いたいって言うんで、すこし聞いてやることにしました。
ネットとかに山本五十六さんの悪口が結構載っているのを見て腹をたてているそうです。
半藤一利さんあたりが色々研究なさって批判されるならば解りますけど。
「結果が分かっていて、その結果に至る判断をガタガタ偉そうに批判したり、悪口言うのは安直で、ミットモ無いと・・・・。」
だいたいそういう事してる人って知ってるんですかね、当時のマスコミから、我々一般人に至るまで、日独伊三国同盟結ぶべし!アメリカに憎し!って叫んでて、開戦反対が多かったと言われる海軍内部でさえ、戦争になっても勝てるからやっちまえって言う意見(というより、無定見に叫んでいる上層部)が圧倒的に多かった・・・・・って事を。
ここで補足です。当時、ソ連牽制のため日独伊三国同盟を結ぼうとドイツに誘われていたのですが、同盟締結=アメリカ他と戦争と言う状態でした
そんな中で、自分のみならず、家族の身の危険までを感じながら(山本五十六殺してやるって言う奴がごろごろいた)、同盟・開戦に反対したってスゲーって。
それで、連合艦隊司令長官になってから(されてから:同盟反対、開戦反対の山本さんは海軍中央を追われた)近衛文麿(当時の総理大臣)から開戦後の見通しを訊ねられた時、現場の長として(戦闘部隊の指揮官として)
「やれといわれたら、半年や一年存分に暴れて見せる」
と言った事だけをもって、山本さんがしょうもない人物だったと言うのは言うほうがどうかしている・・・・・。
だって大反対した、三国同盟結ばれてしまって、開戦しかない状況で、連合艦隊司令長官とは言え、海軍中央から外されてしまっている立場で述べた言葉尻つかまえてワーワー悪口言うのはのはオカシイと言うのが、私の主人の言い分です。
あと真珠湾攻撃についての悪口についても何か言いたいそうですが、今晩はこれ以上付き合いきれません。近々またつきあってやります。