頼るところ | 二人めを我が家に! かぷりこの不妊治療

二人めを我が家に! かぷりこの不妊治療

35歳から不妊治療はじめました
2014. 1月~ 人工授精5回
2014. 8月~ 体外受精1回
2014.12月  新橋夢クリニックに転院
2016. 4月  女児出産
2017. 4月  職場復帰
現在40歳、働く母2年目&二人目不妊で通院中です。

BT12の数値に落ち込んで。
旦那と話した翌日。

娘も私も寝て真っ暗になってる我が家に帰ってきた旦那が言いました。
旦「金曜、半休とろうかな」
私「あ、そう。休みとれるの?」
旦「打ち合わせ入ってないんだ。社外も社内も」
私「ふうん。取れるならいいね」
半分寝かけて適当に返事をする私に、旦那が言ったのは。
旦「鍼灸、行っておいで。俺が娘の迎えにいくから」

え!?
一瞬で目が覚めた。

私「え、いいの?!」
旦「娘の時と、今と、違うのは鍼灸だから」

いやいや、あなたも私も4年も老いてますよー!
と心で突っ込みましたが、もう嬉しくてたまりませんでした。


ずっと行きたかった、鍼灸院。
心のよりどころ。


ということで、金曜、職場を出て我が家とは真逆の方向の電車に乗りました。

鍼灸院の最寄駅についただけで、わくわくしました。
鍼灸院までの道のり、お店も少し変わってるけど。
変わらない、鍼灸院のそっけない玄関!


前日のホルモン値や、今後のことも問診票に書く。
不育の検査をするべきか。セカンドオピニオンに行くか。このまま移植か。 
あと、不思議な項目を発見。
「ハーブティーは、飲みますか?」いる、いらないのどちらかにマルをつけるみたい。
「肩のマッサージはしますか」する、しないの2択。
なにこれー。と面白がって、どちらの項目もいる、するにマルをつけました。


待合ソファに座ってると、ブースの中から先生が「がんばれ!がんばれ!」と言ってる声が聞こえました。
あ、念こめてる。
移植まえかな。採卵かな。

しばらくして私の問診票を見にきた先生。
鍼「あ、ダメだったか。うん。あー不育。なるほど。もう泣きそうな顔だけど?」
私「え?いや、もうだいぶ吹っ切れてると思いますけど」 
鍼「あ、そ。じゃ、奥で着替えてください」
フラットに答えてくれるのが、楽だなと思いました。


ブース内で着替えてベッドに寝転んだら。
鍼「かぷりこさん、着替えましたー?」
あ、着替え終了の自己申告しなくちゃだったかも。
私「はい」
鍼「で、何しに来たの?」
言いながら入ってきた先生。
私「何しにってー」
鍼「久しぶりだもん、話いっぱいあるでしょ。俺の近況聞いたってしょうがないでしょ」
私「いや、聞きますよ」
鍼「長い話だから。ホームページ作ってる話とか長くなるから!」
相変わらずの軽さで、思わず笑う。
私「今回移植7回目で、化学流産2回、流産2回、陰性3回。もうどうしたらいいかなと思って」
鍼「2回ぐらいで」

言うと思った。
鍼の先生は、いろんな状況見てきてることを知ってるから、先生のご夫妻も長いこと頑張ってる当事者だから、こう言われても全く違和感ない。
むしろ、やっぱりそう言うよね、と素直に思う。

私「そうだけど、着床しても伸びないから、不育の検査したほうがいいのかなって」
鍼「行けばいいじゃない。うち来ないで行ったほうが早いよ。横浜にもいいクリニックあるよ」
私「新橋は順天堂以外行くなって感じの張り紙があるの」
鍼「じゃあ順天堂でいい。行くならいつ行くつもりですか?」
私「次連続移植できますって言われたけど、昨日15もhcgが出てるから、D2で移植に入れるくらい下がらないかもしれないし、その間に」
鍼「ふうん」
私「夢クリは『あとはビタミンDくらい』って言うし、それなら受けなくてもいいのかなあって」
鍼「Dはね、大事」
そう、前も私が陰性で落ち込んでたら、ブロ友さんが先生に教えてくれて、「ビタミンDを重点的に!」って急にラインに入ってきたことがあった。

鍼の先生は、店内4つのブースを行ったり来たりするので、話はかなりブツ切れになる。
しばらく別のブースに行ってから、戻ってきて。

鍼「うーん。何をするかなー。あ、今日帰ったら健康診断の結果ラインしてください。あとは。不育受けないなら、たまねぎ毎日食べて。血液全然変わるから」
私「はい」
鍼「できるよ。どう考えてもうまくいく」
私「えー笑」
鍼「もうこっちに引っ越してきたら、半年で決めてやる」
半年以内だそうです。毎週鍼灸に通えばね。
あはは。

軽口をたたいてる間に、先生のマッサージが終了。
メドマーという、足のマッサージの機械の時間。それから、お腹に何かつけられて電気を通すらしいものと、足への鍼。
お腹を温める機械はなくなったらしい。

私「先生、不育って、あるの?」
鍼「そりゃあるでしょ。ある」
私「KLC系列は、不育の概念ないんでしょ?」
鍼「自分たちがしない検査に意味はないって信念だから」
私「じゃあ、検査してもし結果が出たら、対処はしたほうがいいのね」
鍼「もちろん」

そうかー。
やっぱり行くしかないかな。

寝転びながら考えました。

1人目のとき、転院する度に、怖かった。
目の前に突きつけられる問題に、ひとつひとつ対処していくので必死だった。
今思えば、転院も、ステップアップも、変性卵も空胞も、ひとつひとつはたいしたことないけど。

あのとき必死で踏み出したからこそ、今がある。
勇気をもって行動すれば、必ず何か変わる。

鍼「しっかしなー。あのときはかぷりこはお手本だってみんなに言ってたのに。ポンコツになって」
すみませんねー。
鍼「同じようにやってるつもりで、できてないんだ。努力すれば絶対に結果になる」
私「え、頑張ってるよ。すごく頑張ってる。めちゃめちゃ早く寝てるし」
鍼「早く寝るだけじゃダメ。きちんと栄養とって、早く寝て」
私「してるつもりなんですけど。運動足りないかな」
鍼「運動して」
私「はーい」
鍼「水は1日1.5L」
私「…はい」

鍼が終わったら、帰れと言われそうだったので、先回り。

私「先生!さっき書きましたよ。オプションの肩のマッサージ!」
鍼「…ああ」
私「これなんだろってワクワクして」
鍼「こっちも、これなんだろって思った」 
なんなのその返しは。

万年肩こりの私。
鍼灸の先生のマッサージは。
良かった!!
痛かったけど。
久しぶりに軽くなりました。

ハーブティーももらえました。
前ももらった、そう言えば。


あと、なんとBGMが変わってました。
おとなしめな、癒し系なものに。
前のガンガン陽気なの好きだったのにー。


不思議に、本当に元気になりました。

やるしかないんだなって。
私なんかより、頑張ってる人が、必死で戦ってる人がたくさん通ってる鍼灸院。
もっともっとたくさんの、頑張った人たちが卒業した鍼灸院。
そして、誰より一生懸命な先生。


やめられるわけない。
迎えに行く子が待ってるのに。


さあ、じゃあどうやって進むか。