秋分の日、所用あって日帰りで軽井沢に行きました。

東京はまだまだ暑いのに(暑すぎてヒガンバナの開花が遅れてるともいわれた)、軽井沢は19℃ということで、薄いウールのジャケットを着ていく。夏休みとと一か月違うだけなのに人通りは少なく、観光に来ているのはたぶん近郊若者で、街を歩く人たちはみんな長袖だ。

お訪ねした事務所は"時々カフェと間違えられる"天井の高いおしゃれな建物で、部屋の隅に暖炉があった。オーナーが

「もうすぐ暖炉の季節ですね。これで焼き芋を焼くのが待ち遠しい。軽井沢の冬は暖炉を使うのが楽しみという人もいますよ」

という。

そういえば、夏でもデリシアに薪が売っているのが珍しくて写真を撮ったな。

 

 

オーナーいわく、森で乾いた枝を拾ってきてくべてもよいと。それは自然の好循環になりそうだ(薪代も節約できるし)

 

しかしここで大きな疑問が。

暖炉で薪を燃やすとCO2が排出されるのではないだろうか?

 

調べてみたら、薪を燃やしても木が成長するときに固定したCO2を排出するだけなので、カーボンニュートラル(±ゼロ)だそうです。化石燃料を消費しない分、環境によいのだと。

 

しかし、脱炭素に関するアンケートなどを見ていると

「うちの近くに暖炉を使っているお宅がある。CO2を排出して環境汚染ではないか」という指摘が散見され、まだまだ誤解を受けやすいアイテムのようです。

 

長年 見過ごしていたが実は文豪ゆかりの場と知った、つるや旅館の前で