GW初日の土曜日はまだ授業、都内の駅周辺のフィールドワーク。4人グループで私たちは新宿南口を視察します。
髙島屋や紀伊国屋、サザンテラスが出来て四半世紀あまり、少し忘れられた場所になった感が。
今回久しぶりに行ってみると、まずバスタ(新宿バスターミナル)が出来て待ち合わせの新しい拠点に。お約束のインバウンド観光客もたくさんいます。
高島屋側にエスカレータを下ると(昔、連れ込みのような旅館があったところ)、ニュウマンという複合商業施設が出来ていて、若者や外国人がたくさん歩いている!かつての甲州街道低地の戦後感を完全に払しょくしています。日陰なのが気になりますが、年々気温が上昇している日本、一年の3/4は快適な通路となるかもしれません。
髙島屋の入り口前は1階はイベントコーナーでヘルスケアマルシェを、2階では新進作家の雑貨フェアを開催中。特に健康に注力しているところが、購買層が上がっている百貨店客にマッチしそうです。奥さんと?待合せらしい初老の男性が、インストラクター風の若い女性に健康下着の説明を受けていました。それだけで健康寿命が延びそうですね。
2階のデッキから先に行くと、あら、東急ハンズが「HANDS」になっている。こちらは髙島屋口と違いやや男性、若者カップルの出入りが多い。更に奥に歩くと、次第に人通りは少なくなり、ニトリがあった(知らなかった)。
髙島屋→ハンズ→ニトリと徐々に生活用品、廉価品に近くなる。そしてニトリの中は高島屋に負けない混雑ぶりでした。ハンズや髙島屋の袋を持った人もいるので、はしごする客も多そうです。
(このあたりにオープンカフェがほしい)
チームで前回来たとき、打合せをするのにどこのカフェもいっぱいで、やむなく入った店がケーキセット1450円。
例えばニトリで999円のモチモチクッションを2つ買った若夫婦が、帰りに2900円でお茶する?しないよね。
もう少し手軽にコーヒーが飲めれば、もしかすると髙島屋にも寄って母の日のプレゼントも選ぶかもしれない。
新宿に足りないのは、ニトリ客を足止めするカフェだ…そんな分析を、個人的にはしてみたのでした。