材料費高騰か、最近革靴が高いと思いませんか?足が大きいので探すのに苦労し、かねまつやミハマなら履いているのと同じ型で次の生産が出来るのを予約注文したりしたもの。そのような一流ブランドでもインソールが本革だったのが合成皮革に変わったり、前と同じ品質ではなくなっている(しかも価格は上がる)。

 

祖師谷大蔵にMr.ベンリーという信頼できる靴修理屋さんがありここで何でも安く上手に直してもらえたが、おじさんが引退してから靴修理ジプシーに。

自分で直せるのは直そう!と、Mr.ベンリーでも使っていた本革のインソールをネットで取り寄せました。

トライするのは夏用のミハマのバックストラップ。

まず、インソールは大きめなので、靴から剥がしたインソールを型紙にしてトリミングする。鉛筆で線を描いてロータリーカッターが便利です。

接着が悩むところで、悩んだ末「靴本体に接着剤を塗り、インソールを凹型に丸めて差し入れる」の順番としました。これは靴修理屋さんに教わったが絶対に瞬間接着剤を使わないこと。安いのでも革用のボンドで。写真のダイソーのは、鼻づらが長くて使いやすかった。

インソールを敷いて最初は多少ずれても、30秒以内くらいなら調整できます。バックストラップは踵の部分が目立つので、円弧がきれいに出るように、試し貼りしながらもう一度カットしました。

(履いて圧着)

で、気づくと思うがこのインソールを入れると全部SAMTIASブランドに見えるのよ。古いインソールを捨てる前にミハマのマーク部分だけ切り取って貼りました。

 

(修理屋さんで3000円くらいのところ、原価1100円)

革靴は踵を替え、インソールを替え、ヒールを巻き直し…手入れすれば何年も履ける。スニーカーだとこうはいかない。

今年の春夏が楽しみ!