川の水質検査セットはまとまった数を買ったので、3か月経過した25日15時半頃、再び野川の検査をしてみました。

川には鴨など渡り鳥が来ていて、最近は豪雨もないので澄んだ水が静かに流れています。河原は区が草刈りを済ませたところで川岸までとても歩きやすかった。

 

きれいな水だなと思って近づいたら、アラ、けっこう泡が浮いている。夏の植物性の泡と違い、化学物質のように見えます。

水は透明で水温9.5度。

結果は

●COD(化学的酸素要求量) 6月、9月より下がった

・一般的に、水中の有機物の量を示す指標とされる

・川としては0~5mg/Lが望ましい

※有機物の多くは生活排水に由来し、COD値が高ければ生物が棲みにくい状態になっているかもしれない

りん酸態りん0.02 ほぼ同じ

・0.05mg/L未満はきれい。

※りん値が高いときは、川の外から食品や肥料に由来する汚れが入ってきていると考えられる

アンモニウム態窒素0.2 同じ

0.2mg/L未満はきれい。0.5mg/L以上は少し多い

亜硝酸態窒素0.02 少し上がった

・0mg/Lはきれい。通常は0.02mg/L以下

硝酸態窒素10くらい チェック見本の刻みが大きいのだが、6月、9月に続き上がっている

亜硝酸窒素による発色分を引くと9.84

・1mg/Lはきれい。通常は1~2mg/L前後

※硝酸態窒素の値が高いと、上流で汚れが流れ込んでいると考えられる(調査セットの解説)

水中の有機物の量は減ったけれど、上流から来る汚れがひどくなったということでしょうか?それが眼につく泡になって浮いていた?

こういう現象は一時的なものか、来年も定期的に調べてみます。