もう1週間も経ってしまいましたが、先週末に、大学院の視察で柏市に行ってきました。グループ行動で朝いちから動けるように柏の葉キャンパスのホテルに前泊、大学院の授業は部屋でオンライン受講して、近くの居酒屋で皆で夕食し、ホテルの大浴場(天然温泉)でととのう…子育てが終わってからの出張は、独身時代にも増して充実しています。

柏市は、電機メーカー時代に行ったので恐らく駅近くの研究施設に用があったのでしょうが、今回はまちづくりの研究なので手賀沼付近の住宅地、地野菜が豊富にある道の駅しょうなん、南東部の農地などを視察しました。

柏ヴィレッジという落ち着いた住宅地があり、向かいは沼に面した公園があり、ヨーロッパの街のよう。

 

しかしこの欧州感も、この住宅地が50年近く続いている落ち着き感、植栽の雰囲気から来るものだと気づく。土曜日だというのに歩いているのは高齢者が数人、この素敵な街がうまく若い世代に継承されていくには?と考えを巡らせます。

 

道の駅には子どもが遊べる広場があり、ここは家族連れが多い。カフェランチも用意されていて、半日遊べそうです。ここも手賀沼に面している。

手賀沼はかつて「日本一(水が)汚い沼」として有名だったそうですが、見た目はゴミも落ちておらず、ヨットが浮かび、これから行楽地として発展出来そうでした。目指せ井の頭公園。

南東のほうへ車で行くと、柏の葉キャンパスのハイテクなイメージとは真逆の見渡す限りの農地。天気の良さも相まってゴッホやミレーの絵のようです。ところどころに重厚な瓦屋根の古民家もあり、映画の撮影が出来そうでした。

これだけ広い土地があるのだから、子どもの遊び場やグラウンドを作って、スポーツの街にできないか・・・駅からここまではシャトルバスがあれば、小中学生でも行き来できるだろう。ポテンシャルが高い街で、まちづくり企画のやりがいがありそうです。