成城消防団の年いち行事で「ファミリー・パーティ」という催しがあります。このブログにも書きましたが前回は本所消防署の防災体験学習と屋形船での夕食。大人も子供も楽しめてちょっと社会科見学と観光が出来るような構成になっている。
今年は佐原の街歩き→香取神宮→成田の航空科学博物館見学でした。
佐原ってどこ?
全く知らなかったが、伊能忠敬の故郷で水郷のまち、「重要伝統的建造物群保存地区」なんだそうです。今の大学院の勉強にぴったりではあーりませんか。
まず予約してあった船に乗る。ヴェネツィアのゴンドラの日本版みたいで、船頭さんが両岸に立ち並ぶ江戸時代の商店、ハイカラな大正時代の銀行の建物など説明してくれます。
船を降りてから散策もしたが、これだ多くの歴史的建造物が補修、保存されているからには相当補助金がでているのだろうなと。しかし現在はほとんど観光土産店になっているか使われていないかで、ややテーマパーク的な感じがしないでもないです。テイクアウトコーヒーが600円超え!インバウンド客に買ってもらって。
*目抜き通りから外れた廃墟?古民家にも心惹かれます
伊能忠敬記念館では、忠敬は伊能家の婿養子で経営手腕も発揮していた説明や持参していた測量道具の展示(今の製図の道具と近いものあり)など。家族が早死にし何度か結婚したようだが、稀代のマルチタレントの人生は幸せだったのかどうか。GIS(地図ソフト)がマスターできますようにと肖像画に手を合わせました。
しかしそんな観光地佐原も、何年か前市町村合併で香取市に吸収合併されていてややこしい。
成田の航空博物館では、飛行機の離発着が見えるモニターが面白かった。
窓から見える実際の離発着と連動して、見飽きません。地面を這う羽アリのようにおびただしい数の飛行機が出たり入ったり、いつ衝突が起きても不思議ではない。素人目にもキャパ不足は歴然だが、羽田空港が拡張して便利になりつつもある、成田は今後どうするのでしょうね。
外に出ると、YS-11を始め引退した小型機がたくさん展示してあります。プライベート機の寄付らしく、寄付者の名前が書いてあるが(ああー)とわかる有名人の名前ではない。日本にはまだまだお金持ちが多いのだなと実感しました。