工学系の大学院に受かった時「数Ⅲやらないで理系になれたね!」とほめられた(?)ものですが、都市工学の大学院にはコンサルから公務員から建築、造園デザイナーなど幅広く在籍しています。
建築系ではいちばんスキルがある1級建築士は5人くらいでしょうか、それでも今後の提出物にはパースをつけて、という条件がついたり、履修にはGISという地図ソフトを教える科目もある。
*手描きパースはこんなの(「おむすび」より)
GISはいずれ使えるようになりたいが、まだ自分がどんな研究のどの場面で使うか構想していないので、来年選択することにしました。時間があればオンラインでどんなものか予習してからでないと授業についていけないかもしれないし・・・
そして問題はパース。パソコンで描くならCAD、これは教室に通うと大学院の半分くらいの授業料がかかってしまうし、習っている時間があるのか?
最近はchatGPTに命じれば描いてくれるそうだけど、試しに「コインパーキングを描いて」と指示してみたら、コインパーキングの料金精算機がずらっと駐車しているパーキングの絵が出てきた。斬新だ。
国交省が主導するPLATEAU
https://www.mlit.go.jp/plateau/
も授業で紹介されたが、トップページを見ただけで拒否反応が・・・お見合いで国交省のイケメンエリートに会わされ(非のうちどころがないのに、なんか好ましくない)
と感じるような、そんな印象です。(よく知れば、いいところがあるのかもしれないが)
なのでやはり基本、手描きから練習を始めています。
照明コンサルタントを取得するときに建築士の先生に手描きの製図を教わっていた。その時の道具がまだある。息子が幼稚園の時に使い切れなかったスケッチブックも。
「東大はハイテクがお好き」という評判だが、早稲田はアナログ好きなような気がします。卒業生にはアンティーク収集をしている人も多いし、遺跡の発掘も・・・いやここでワセダ魂を出してどうする。
中国・瀋陽に出張に行ったとき、レストランで英語が通じなくて、「ビールとナッツを持ってきて」と絵で伝えたいそくみ。鉛筆一本で自分の思うまちの姿が描けるように、まずは手描きから…2年後にランドスケープが描けるだろうか。