選挙報告ばかりになっているので、都市農園の話題をひとつ。
9月のブログに、喜多見の農家さんの庭先などから収穫させてもらった梅やブラックベリーでジャムを作り、販売している話を始めました。
https://ameblo.jp/iso-kumi/entry-12867231205.html
この話をFBにも掲載したら、横浜や松戸から
「こちら地元でも同様の試みをしている」
「どんな味か興味がある」
「こちらのバザーで世田谷の産品として売らないか」(スケジュールと物量が合わずペンディング)
などうれしい反応をいただきました。
SNSの良いところでもあり、難点でもあるのですが、距離感に関係なくリアクションが返ってきます。
喜多見を地場とする私たちのNPOでは、原価ぎりぎりの良心価格で物品販売している。遠方から引き合いがあると輸送費などかかってしまうので、必ずしも喜べない部分があるようです。
それでも、高校の同級生T君が紹介してくれた、横浜市片倉町のイタリア料理店に試食してもらう話は心を動かされました。自分が、高校の友人とランチをするついでに持って行くという名目で、サンプル品を預かります。
お訪ねしたイタリアン Katakura食堂codaは、仲間どうしで経営している家族的なイタリアンで、ピッツアの焼き方、サラダのドレッシングしにてもオリジナリティがあり、妥協を許さない感じのお店。
世田谷にもこういうお店はあるな…と親近感がわきます。
試食で気にっていただき、ブラックベリージャムと梅ジャム、まとまった数を買って頂きました。メニュー開発もしてみますというお話でした。
それから一か月あまり。友人から写真が送られてきた。
ブラックベリー味のバスク風チーズケーキだそうで、しっとり柔らかそうで、ベリーの色味もはっきりわかる。ブラックベリーの強い風味は、バスク風チーズケーキの濃厚な味わいとマッチしそうです。クリームで飾りつけて648円だそうです。
喜多見の農家から採れたベリーが、横浜のイタリアンでお洒落なメニューに生まれ変わる。一緒にベリー摘みをした女性たちや成城のママ友にはウケると思うけど、「農の継承」をモットーに畑作やたい肥作りに頑張っている男性たちがどう思うか?難しいところですね。
Katakura食堂 codaのスタッフの皆さん
横浜市神奈川区片倉町2-37-3 1F (ブルーライン片倉町駅より徒歩6分)
TEL:045-534-3235