先週の10月4日、たんそへらし隊仲間で、元三菱電機のサイタさんが発見した幕張メッセの「サーキュラー・エコノミーEXPO」「WIND EXPO」(風力発電)「脱炭素経営EXPO」・・・・を見に、幕張メッセまで行ってきました。

まずは講演会場で、ペロブスカイト太陽光発電についてパナソニックおよびG.G.energy株式会社(カネカと大成建設の合弁会社)のプレゼンを聴きます。キャパは400人くらいでしょうか、会場はスーツ姿でぎっしり。

どちらも建材に、日本固有の技術であるペロブスカイト(薄型)太陽光発電設備を搭載する話で、腰壁やガラスに仕込みます。パナソニックは「屋根に載せるのは中国製品」とまで言い切っていましたよ。

 

ペロブスカイト太陽電池の発明者、桐蔭横浜大学の宮坂力教授はノーベル化学賞候補にも上がっており、日本が世界に誇る技術および生産品として会場いっぱいの期待を背負っている、そんな感じがしました。

 

その後展示会場に移動し、風力発電から順番に見ていく。九大のレンズ型風車は日本風力エネルギー学会の写真展示にあったくらいで、全体的には洋上風力の3本羽の風力発電の説明が多い。学会の解説員によれば、「3本羽タイプは既に部品在庫が多くあり、当分こちらを使っていくだろう。住民啓発目的ならレンズ型は目立つし、よいでしょうね」とのことでした。

今回最も印象的だったのは、「CO2の分離・回収・利用・貯蔵技術展」の三菱重工業のコーナー。発電所からCO2を液化してタンクに入れて海上輸送するシステムの説明だったので、「どこに持って行くの?再利用か、廃棄か?」聞いたら、地下などに廃棄なのだそうです。

 

「炭酸水を作るとしても純度を高めなければいけないので、とても使いきれません」

なんと!今CO2ってそんなに排出されているのですね。廃棄場所を探すなど、原子力並みの苦労。CとO2に分けて再利用できないのだろうかと、高2まで履修していた化学が思い起こされます。

 

サーキュラー・エコノミーのコーナーでは中国、韓国企業の出展が多く、廃棄された太陽光パネルの回収・分解・再利用を請け負う韓国企業の話を聴きました。日本でも岡山に、処分場を作る予定とか。

そういえば廃棄する太陽光電池のリサイクルって、今のところ義務付けされていないですね・・・・

 

幕張メッセや国際展示場の技術展に行くと、忘れかけていた日本の開発技術の熱量が感じられます。事前申し込みでたいてい無料なので、今後とも足を運びましょう。