近い世代の息子がいるせいか、これから大学院に進学することが決まったからか、ママ友たちから立て続けに

「悠仁様の東大進学説はどう思う?」と聞かれます。みなさん息子の親、教育ママというより、ご自身が教養あるタイプの女性たち。

 

まず、芦田愛菜ちゃんの「慶應大医学部説」騒動を思い出す。マスコミがほとんど既定路線として、「医学部とタレント業の両立」シミュレーションをしたり、「慶應医学部の偏差値が爆上がりするだろう」と予想を書き立てていた(爆上がりしなくてもTop of Topの学部だけれどね)。たまに学内生を名乗る者から「芦田愛菜さんは理系科目の選択ではない」と

書き込みがあってもかき消され、もし日本が戦争に突き進むことになったらこんな状態なのかと思ったものです。

最終的に法学部進学がわかっても、これまで医学部騒ぎをしていたマスコミは、なかったことのように知らん顔でした。

 

確かに、筑波大附属高校に入学される手続きが特別ルートだったので、火のないところに煙は立たない状況ではあるだろう。

「他の受験生は頑張っているのに特別ルートは許せない、一般受験せよ」という書き込みも多い。

が、悠仁様の進学問題をもちかけてくる私の周辺のママさんたちはそういった非難ではなく「将来天皇になる青年を、ここまで叩く状況を作ってよいものか」という心配のほうが強い。

 

私たち昭和の女子学生は、男子より不利な状況に置かれて育ってきた(と気づくのは就活からだけど)。そして息子を産んだら今度は女子枠だ、女性活用だと我が子が逆差別に置かれかねない状況にある、二重苦の人生なのです。

世の中の母親の半分は男子の親として、悠仁様を我が息子のように心配し応援する声があると感じる今日この頃。

 

同世代当事者であるうちの息子こそ、「東大特別ルートはずるい」というかと思ったら

「一般人とは違うのだし、いいんじゃね、『特別枠です』と明言して東大に入れば。下手に一般受験で筑波大合格とかなった方が面白くない」

そうです。若い世代は案外こんな感じかも?

 

国立は共通テストが必須だ。会場の混乱を招き他の受験生への影響を考えれば、悠仁様の共テ受験は現実的でないだろう。

希望の学部がある私立に推薦入学し、より専門的な研究ができる大学院で、ご本人が希望するなら東大でも海外でも進学なさればよいのでは、というのがいそくみの所感です。よい着地点が見つかり「あの騒ぎはなんだったのか」と言われる日が訪れることを願っています。