都知事選、都議補選期間にお留守になっていた、それも都市農業の作業が一気におそってきています。
この1週間で
・先日梅を採らせてもらった喜多見のお宅に、お礼の加工品(梅ジャム)を届けて回る
・成城8丁目の宮川農園にじゃがいも掘り
・梅のお宅で「ブラックベリーがなっているので、これも加工に使うなら取ってよい」と言われ、収穫に行き、ジャム加工の場(祖師谷)に届ける
という作業をしました。
じゃがいもは、枯れた茎の根元を掘ると(体験用に誰かが埋めたのでは)と思うほど出来ている。土が軟らかいので手掘りでいけます。一回目は自分が体験参加者として1株200円で1.2キロもとれました。
遠い昔、熊谷の祖父母の家では隣りの敷地で畑をやっていて、祖母がじゃがいもを掘り出すのをいとこたちで歓声を上げて見たものです…そんな夏休みの記憶がよみがえってきました。
梅の農家さんのブラックベリーはどんどん熟して落ちてしまうということで、NPO代表とも日程が合わず、雨が上がっている午前にひとりで挑戦。いかにも慣れていない人が来たと思ったのか、家主さんが収穫によい時期の実り具合を教えてくれ、篭や「手が果汁で真っ赤になるよ」と、グローブを貸して下さいました。
なるほど、木に実っている状態でも触れるとつぶれるほど熟している実があり、グローブはたちまちブラックベリーならぬブラックペアン状態に。手術ドラマでお約束の、果汁が顔や服に飛ばなかっただけよかった、また妙な虫に刺されないで幸運でした。
1時間ほど作業していると、さっきまだ赤かった実が黒くなった気がする(ほんとほんと)。自然は待ってくれません。優雅に採っていないで、それこそ手術の縫合のようにサクサク採らないといけない。
新鮮なうちに祖師谷まで自転車で運びました。ガタガタ道を走ると出血、いや実がつぶれそうで、ケガ人を運ぶような気持でした。
無事 ジャム担当者に渡したものの、梅に比べ量が少なすぎる。ブラックベリージャムなら梅ジャムより数百円高くても売れると思いますが、仕上がり5つとかなら売り物に出来ない。
まだジャムの試作品も出来ていないうちから、(他にブラックベリーを提供してくれるお宅はないだろうか)思案中です。
なお、ジャムとじゃがいもは7月21日(日) 9:00-12:00 慶元寺駐車場マルシェで販売します。