第7波はピークアウトともみられていますが、これから本格的なお盆休み。帰省やレジャーで人が動くので油断できません。

先日FBに書きましたが、いそくみは富山出張前に喜多見駅前のナカヤマで無料抗原検査(鼻腔ぬぐい液、15分で判定)にお世話になり陰性と出て安心できました。

区施設と合わせて無料検査会場はけっこう出来てきています(下記)。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/005/006/d00195327.html

でもこれらは「発熱など症状のない人」向けです。

感染拡大期には症状が出て受診したい人が増えるので、発熱相談センターの電話がつながらなかったり、かかりつけ医で検査キットが不足していたりしてそちらの対応が急務となる。

世田谷区では、今年1月の厚労省事務連絡

https://www.mhlw.go.jp/content/000886501.pdf

にならい(1ページめから2ページめにかかるところ)、自分で買った検査キットの写メを医療機関に送ってもコロナ罹患の確定診断が出来るよう医療機関に働きかけるということ。文章を厳密に読めば「やるかやらぬかは医師次第」ということにはなりますが、いそくみは反対でございます。

理由1)市販検査キットの持ち込み画像でOKなら医療保険請求などのためになりすましが出来る。

※妊娠検査薬で陽性が出ているキットがネットで売られているのは知られた話。使い方はご想像にお任せします。

理由2)この方法だとより陽性判定が出やすくなり、医師は保健所への報告などに忙しくなり、患者は軽症でも自宅療養を強いられ健康観察センターの電話は混みあい、いいことはない。

医師の矜持として、患者持ち込み検査キットがあっても自分で検査し判定して頂きたいですね。

 

保険請求目的でなければふつうは「陽性判定されたくない」人のほうが多いはず。これからは、高齢者や基礎疾患のある人でなければ自宅療養で治してしまう人が増えるかもしれません。

薬のナカヤマにて(メイクコーナーで検査を受けます)