旧池尻中の廃校舎を利用した起業支援施設「ものづくり学校」が5月31日で閉校しました。校舎の耐震化工事の必要もあり、一度閉校にして工事後新たな起業支援拠点を造る。ここまでは良かったのだが。、問題は、校舎だけでなく校庭、体育館も一体として事業者に貸し出す計画であること。前の企画で成功とはいえないのに更に多くの区有地をつぎ込むという、下手な投資家のような展開に思えます。

 

以前にも書きましたが、旧池尻中は池尻小と隣接しており校庭が境なしの一面、中学校閉鎖後も小学校と地元スポーツ団体が使い、小学校側の校庭は緑化施策で天然芝になっていること地元には高評価でした。

今回着手する新たな施設について、また中学校側の校庭を事業者に貸し出すので校庭を分割する(トラックをとるため芝も一部剥がす)ことを含み、地元住民への説明会が、夜に、がやがや館で開催されました。

参加者はPTA世代を主体として30名ほど、高齢者数名、中学生1名。ほぼ全て反対意見です。

・池尻、三宿近辺はもともと子どもが遊べる公園・緑地が少なく、他の小学校より広いという批判はあっても、前者の埋め合わせとして校庭機能は残してほしい。

・中高生は公園などでは危険視され、球技ほか思い切り体を動かせない。そのためにもグラウンドは保持してほしい。

・緑化推進といいながら、ようやく育った芝を剥がすのは区の政策として矛盾していないか

・・・などの意見が出ましたが、中でも自分が注目したのは

・池尻・三宿近辺は閑静な住宅街であり、ここにイケ・サンパーク(池袋)のようなイベント誘致施設を作り、人や車の流れを呼び込むのはふさわしくない。隣りは小学校でもある。

(それはそうですね。過疎地ではあるまいし、周囲との親和性は考えないと)

・東京の小中学生の運動能力が低下しているが、池尻小の1年生が東京都より低いレベルで入学しても、学年が上がるに従い東京都平均を超えるのは、校庭が広く運動機会が多いことも関係しているのでは?

(他校と比較して調べます。保護者もよくデータをご覧になっている)

 

で、思ったのですが、英語やITに関しては強化校とか特例校を喜んで作るのに、運動はなぜ特例校がないのだろう?

英語やITは三十歳過ぎでも身に着くので、小中学校で最優先すべきは体力、体格づくりだろうと思う。データが出そろったら“運動特例校”も提案してみようと思います。

池尻小側から芝校庭、土校庭が一続きになっている現在の状態。7:3で向こう側を事業者貸出しにする予定。