少し前、GW明けて間もなくでしたが、立憲民主党会派の自主勉強会の企画を任されました。テーマは決まっていて「性交同意年齢の引き上げをはじめとする、性犯罪に関する刑法改正について」。自分で決めていいなら、王道の、法律の専門家から話を聴かねばと思い、党本部に、千葉大学大学院の後藤弘子教授を紹介して貰いました。お忙しい中、決して交通至便とはいえない世田谷区役所までお越し頂くのだからと他会派にも案内を出したら、自民党、生活者ネット、共産党の議員から出席の返事があり、会派を横断する記念すべき勉強会となりました。

皆が共有できる時間が1時間15分と短かったのですが、これはなかなか短時間では学びきれない内容だと感じた。本件は国会の勉強会で立憲の男性議員(現在は辞任)が「50代の自分が14歳と真剣な恋愛をしたのではだめなのか」的な発言をして問題になりましたが、後藤先生の解説でも、「年齢差が開いていなければ」「真摯な恋愛なら」除外してもよいのではないかという議論があるというのが意外でした。

いや、ダメでしょ。

都道府県レベルでは青少年育成条例で18歳未満の少年に対する性行為を禁止しているが、「対する」でだめなら「未成年どうし」もいいわけがない。

いそくみ的には小・中・高校生の性行為は、相思相愛であってもNGです。学生は勉強が本分。

私たちの時代は体育教官から、保健の時間に避妊法は教わっても「一応教えておくが、実践しろとは言ってないぞ」と言われどっと笑ったものだ。そんなことより第一志望の大学に受かることのほうがずっと大切だった。そして片思いの先輩(後輩)を見かけられる全校集会を心待ちにし、文化祭準備で木材を受け渡しするのに、気になるクラスメートと指が重なっただけでもドキドキしたものです。

今でもときどき村下孝蔵の「初恋」を聴いて涙する。

某男性議員のたとえ話のように恋愛⇒性交同意という直行路線ではなくても十分素敵な思いはできた。もしも50代で14歳を本気で好きになっても忍ぶ恋で終わらせるもよし、大人なら相手が成人するまで待つべき。そういう社会的制約と恋愛のバランスや我慢することを学ぶのも学生時代であり、何でも自由化して、問題になりそうなら罰則を整えるというのも変だ。動物とは違うのでね。

法で規制するのも重要だが、それ以前に「まだ早い」と未成年に向かって大人がきちんと言えなくてはなりません。

まだ他にもいろいろな論点がありましたが、今後機会があれば触れていきます。