既に記者発表しているが、8月中旬のコロナ感染再拡大の時期、世田谷区内で2件目のとなる「コロナ感染で自宅で亡くなっていた」、60代男性の事案が今週の福祉保健委員会で詳しく報告されました。

 

・思い当たる症状があり、近隣の医療機関を受診、PCR検査に回された。

・陽性がわかり保健所から連絡しようとしたが、住所はわかるが、電話番号がわからなかった(医療機関でも把握せず)

・緊急時の対応で保健所が電話番号を突き止め、電話したが出てもらえず。自宅住所に「連絡をくれるように」手紙を出した。

・その後も電話は出てもらえなかったが「人手不足のため訪問できず」(保健所)

・後日、警察が発見した自宅で死亡した人がこの患者とわかった

 

不運も重なったし、保健所は手を尽くしたのだと思うが、一点引っかかったのが

「住所に手紙を出した」というアクション。

書類の不備の確認ではなく、相手は本来なら入院が望ましい病人。これは悠長すぎませんか。

 

現場急行して安否確認が出来ない場合の次善の策はないものか・・・

考えながら、家族に「見ないなら消せ」とせっつかれている「シャーロック・ホームズの冒険」の録画を見ていたら、電話すらない約130年前のイギリスでは、連絡ツールは電報だ。

これだよ、ワトソン!(と心の中で叫ぶ)

 

翌日、NTT東日本の電報問い合わせに聞いてみました。

Q.電報を配達したら手渡ししてくれますか?

 →YES。

Q.相手が出て来なかったらどうしますか?

 →お渡しするよう努力しますが、長期の不在と思われる場合は郵便受けに入れることもあります。

Q.遠方の病気がちの家族の安否確認に打つことを想定していますが、手渡しできたか、郵便受けにいれたかは発信人が確認できますか?

 →115にかけ、お申込み者の住所、電話番号を言っていただければ状況はお知らせします。

 

郵便で手紙を出すよりは役立ちそうですね。

第6波に備え、自宅療養者の安否確認の方法を考えよう。

ホームズとワトソンの現場急行のため、辻馬車(当時のタクシー)を止めるハドソン夫人。