祝日の23日は3回目のオンライン区民セミナー。前回「コロナ禍で出来る国際交流」をテーマにオーストリアのトレンド、都市農園ブームや物産について大使館の方にお話し頂いたら評判が良かったので、今回はアジア地域。チベット文化圏(国としては北東インド、ブータンの近く)タワンという街の孤児院への支援について、里親支援団体の代表、光菅修さんにお話をいただきました。

僧院が経営するマンジュシェリ孤児院(という言葉も日本にはなくなりましたね、近いので児童相談所か)は学校棟、男女別の寮、食堂・集会室の建物が一体となり72人の児童生徒が在籍する立派なものです。

もともと会社員の光菅さんが、里親(Foster parent)支援をしている人と知り合い、また現地に行った時に寂しそうにしている子が気になり里親になったこと、その知人が亡くなって遺志を引き継いだ経緯など、NHKドキュメンタリーさながらの壮大なストーリーでした。

責任者である僧や、高校生らしき生徒さんたちとリアルタイム通信も行いました。現地との会話は英語です(今やアジア諸国でも英会話は普通になっている)。

生徒さんに「将来何になりたいか」聞いたら「医師かエンジニア」(男子)「医師」(女子)と理系が多い。実際医師不足でもあるようで、高卒後、奨学金を得れば孤児でも医学部進学の道があることなどお話いただきました。

日本の児童生徒と比べ、表情が豊かでのびのびしている感じがします。日本はICTだ、お受験だ、部活だと小さい頃からノルマがありすぎではないでしょうか…

 

途中、流すはずだった紹介ビデオが共有できないトラブルがあり残念、FBでご覧ください。

また、今回説明をいただいたチベット里親サポート団体KIKUはこちらです。

https://kikufortibetanchildren.weebly.com/?fbclid=IwAR3lxg6nHuy_T1LYmweYUmtWn3InWf2mKSE_OcillXsNKE3gkhs2kfbwQPA