先日オンライン講座のテーマとした国際交流、教育の続きです。

地元の大学職員の女性(知人の姪御さんで、今はなき季節料理「桂」で夕食会をご一緒したことがある)から、こんな書籍をいただきました。学生当時、広島で被爆し生き延びた女性の回想記とその英訳本です。

 

ドキュメンタリーとしての被爆の記録とは少々違う、女学生ならではの視点にみずみずしい感性が感じられます。「赤い日傘」は戦時中に店頭で見つけた赤系の日傘が欲しかったが、軍人である父がなかなか許さず、買ってはくれたが使わないようにと言われたところから始まります。日傘は贅沢品であり、昔は不良少女のシンボルだったそうで・・・そういえば1920年代のスケバン「丸ビル ハート団おきみ」も、日傘を持っている写真が残っていますね(←興味がある人は「丸ビル ハート団」で調べてみてください)。

父が出張中に「私」はこっそり、友達との待ち合わせにその日傘を持って出て・・・これが思わぬ展開になるのです。

思春期らしいエピソードから、凄惨な原爆投下後の情景、見知らぬ人の親切やろくに手当できぬ火傷の経過など、おだやかな文体に様々な要素が描かれています。英文は中三くらいから読めるだろうし、逐語訳なので英語の勉強にもなると思いますが、ショッキングな内容もあるので、高校生以上が適当だろうとのこと。

ご興味あればご紹介いたします。私塾など英語教育に携わる方、平和教育の要素を取り入れたい方いかがでしょう?

 

また、YouTubeで朗読バージョンもあります。こちらは日本語のみ、プロのアナウンサーによるものです。英語化はこれからということです。

https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fchannel%2FUCJ7D_28bO17A6CF53oaN2Ww%3Ffbclid%3DIwAR35gBe9p53HbBp7KfXNq7RKNaZQZDE22AryMvoJaGMdfhl3KVkVDl4uR6A&h=AT2xc2b0bwm7TN3T4-tJGpTz1OoW4P3pWd5PbPNpv5KejKVgoLvJCXyfTxBSrV2fBfxSNw-NMoS7AQMcLoRWCOzjLNJmwuEbnJMMOAPyQYZXpa6cO9LCXYHCQosKwcddKhXQ&__tn__=-UK-R&c[0]=AT1NKBFnQ9ura0oVNUmO3os9xXl5Sl5iO9TgHy6QH7olQxSU5uLYIha6IxSY0c6Dzn_ly9B0rxbu7Wfzed6MoYf74G1QrhzGftEDbLggwGgVXPJEom2LrEzW9dojMyAzSU_CTXfhc3Fnll5cxz7bIQTTYA