学生団体がSNS調査したという、「過去1年以内に金銭的理由で入手に苦労したことがある=20.1%」(N=671)という結果が”生理の貧困”として話題になり、マスコミ各所で取り上げられている。これは世界規模でコロナの影響の経済的理由が考えられるそうで、ニュージーランドでは学校で生理用品を無償提供する予定だという記事も併せて紹介され、公明党が積極的に取り上げている。

 

ネットでは関連する取材記事もいくつか目にしたが、多くの人が「疑問だ」とコメントをしてるのは、生理用品が買えないとする高校生でもスマホを持ち、化粧品を買っている子もいる、というルポ。いそくみ、自分では買えない3万円のクリームなどの口コミを読むと、4,50代に混じって必ず10代が「効果感はわかりませんが、将来のために使ってまーす」みたいなギャル言葉のコメントを寄せているのを常々疑問に思っていた。10代にリフトアップクリーム、要らないだろう…これは極端な例としても、今は高校生がバイトすることも珍しくなくなり逆に日用品も本人任せで、我が子がどんな買物をしているか、何が優先順位が高いのか、親の眼が届いていないのかなと感じたものです。

 

各々買物の優先順位を今一度考えてもらうこととして、本当に困窮家庭の場合。

災害用品の入替時期に備蓄していたナプキンを、そういった困窮家庭の女性に回してはどうかという話も出ている。それを言うなら、私案だが、既にナプキン生活を卒業した更年期以降の女性がまだ自分ちの棚に残していた買い置きナプキンを寄付に回せば相当な量になります。しかしナプキンのような衛生用品を寄付するのは大丈夫?気持ち良く受け取ってもらえるかという問題もあります。残り物を貰うくらいなら2000円の化粧水を1000円のに変えて、ナプキンは自分で買うわよ?!

 

学校では、急に来てしまった子のために保健室にナプキンの用意はあるらしい。これをトイレットペーパーのように無償でトイレに置く案…これも、貧困でなくても大量の持ち去り、果ては今は転売のリスクが高い。中学のトイレの用具入れの棚に皆でナプキンポーチを置く習慣があり、抜かれた経験のある女性はほぼ100%だろう。アジア諸国ではトイレットペーパーの持ち去り(と不審者も?)防止のため、オフィスビルのトイレに施錠しているところが多いですね。

それに、ナプキンって好みがある。公共で無償提供するようなものはだいたい入札最低価格品で、あんなの誰も使わないよねぇという品だったら、せっかく提供しても無駄になる可能性が。アベノマスクのように・・・(試験運用してだめならやめるという考え方はある)

 

政治家や行政が勝手に動くのではなく、どういうかたちの支給が望ましいか、受け手の側の思いをよく聞いて、実行に伴うリスクの対策を考えたうえで、本当に困っている人に確実に支援の手が届くようにしたいものです。