区議会本会議の外では、内閣広報官の山田真貴子氏の”7万円接待受け問題”でわいていた今週でした。山田真貴子氏といえば、昔霞が関からの出向で世田谷区の副区長を務めていたことがあり、「世田谷区初の女性区長に」と立候補を期待されていた女性(保坂展人氏が出てくる前の話)として記憶にありました。ワセジョだというし、髪型を変えれば顔立ちや背格好が似ていなくもない?!ので頭の片隅にあった人物。その後首相秘書官に抜擢されたりして、(区長候補を断って出世コース。機を見るに敏な人なのだな)という印象を持っていました。

そして今回の高額接待問題。これが宜しくないのは自明だが、(あーやっぱり、女性で出世する人は清濁あわせ呑める人だな)と思うこと然り。そこまでの問題でなくとも、男性でも(今はコロナだからまずいけど)「38℃の熱があっても取引先との飲み会は休まない」「自分も幹事である同期会をドタキャン、その日突然役員に誘われたから」という人はいますね。出世してます。

 

女性の管理職3割、と目標に掲げていても手を挙げる女性がいないといわれる。

これはいろいろ要因があると思いますが、

特に技術系だと、一番楽しいのはグループリーダーくらいまでで、それより偉くなって人事管理だの予算の獲得競争、接待飲み会に時間を割きたくないという人もいる。そのうち自分が敵わないような新しい発想や頭脳を持った若手が入ってきて、その時は観念して管理する側に回ったり。

事務系課長で、「保育園児がいる事務女性が定時で帰り、他の若手も今は残業させられないので、定時後に彼女の仕事を私がやってます」という独身の後輩女性はいた。メールの時間が23時でした。

また、(たいていの)女性は出世より家庭との両立を重視する。自分が社内で1ランク上に上がるより、我が子が難関校に受かるほうが大事、という女性はたぶん過半数。未来への投資と考えればその選択は間違っていない。独身(またはDINKS)で出世街道を突き進み、自分が手掛けたヒット商品や開発技術を「自分の子を産むかわりに〇〇を育ててきました」と、社長表彰の花束を受け取って挨拶するセンパイを見て、(A子先輩すごい!全女性社員の誇りだわ!でも私はそこまでにならなくてもいいかなー)と思ってしまう女性が多いのもまた事実だろう。

女性幹部が増えるとノミニュケーションも少なくなるのではと一時言われていたが、仕事を続けキャリアを重ねる女性は仕事量も飲み会の数も男性並みになる(男社会のほうに引きずられる)だけのようだと今回改めて思いました。

女性も出世しないと!管理職にならないと!と鼓舞するより、「一般職でもフリーランスでも、自分の納得いく働き方が出来ればそれでいい」という世の中になればずいぶん楽になる。そこには、どんな職業でも安定して収入が得られる社会基盤が必要で、女性が達成したあとに男性がついてくることになるだろう。