コロナ感染が下火になっている今のうちに…11月4日―6日、熊本、武雄、長崎に会派で視察に行ってきました。初日は熊本大の教育委員会を訪ねるというが、「ん?熊本大と言えば親戚がいるはず…」

 

磯田家のルーツは熊本・玉名だが、その親族でも特に近しい従妹が、同大の生命科学研究部でラボを持っていると聞いていた。山中伸弥教授の教え子だった彼女、三浦恭子は、今はハダカデバネズミとやらの研究の第一人者で、二人の男の子を育てながら研究を続けているのでした。連絡したら研究室の秘書に転職していたご主人が出てくれ、親戚2人に一度に会えることに。以前より約束していた、息子の小学校入学式のフォーマル着を持って羽田から飛び立ちました。

准教授となった彼女に会うのは5年以上ぶりだが、ママになって柔らかい雰囲気が増した以外は全然変わっていない。ハダカデバネズミは老化耐性、がん化耐性に優れたアフリカ産のネズミ。毛がほとんどなく出っ歯なのが名前の由来でしょうか?先々はヒトのがん化・老化予防の作出を目指して世界初、デバネズミのiPS細胞を樹立したのが彼女であり、ママさん研究者であるせいか子供向けの科学番組、雑誌などで時々特集されています。リーダーが女性のためか、研究室には女性が多いように思えました。

初めて見たハダカデバネズミ。体長8cmくらい、資料写真で見るよりカワイイ。体温32℃で低めなので、よく体をくっつけあっている。長寿で、観察最長記録は37年。

デバネズミの研究の話から、論文や発表で多忙の時期は日曜日に運営する保育園や学童が必要という話、研究者は35歳くらいまで正規雇用の収入が得られないので、家賃補助など研究を続けられる環境整備があるといい…など、一時間では足りないくらい話題が広がりました。

今、世界全体では博士が増えているが日本だけ減少しているという。研究者の危機です。

世田谷区でも、区内在住の優秀な若手研究者を表彰、支援したり、そのリターンとして区内小中学校の児童生徒に研究の話を公開講座してくれるような制度が出来ないだろうか?これは提案としてまとめてみたい。

 

またこのご夫婦は、農家であった先祖の築140年の家をリノベーションして週末ハウスとして使い始めたといいます。古民家鑑定士としてはぜひその家を訪問したい…夫を差し置いて来てしまいましたが、次は家族で行きたいものです。