30代のひとり暮らしの頃、モニターに登録してなかなかのお小遣い稼ぎが出来た。新しく出来たカフェに行って多少の飲食をして(交通費を含め費用処理できる)、アンケート用紙を記入して七千円とか。サプリメントをひと瓶試飲して感想を書くとか(薬品系は報酬が良かった)。今はネットで募集なのだろうが、大手の製薬会社は新聞全面広告で協力者を募っていたこともありましたね。

医療の仕事をしていたときはいろいろお得なことがありました。出向先の病院で首のこりがひどく悩んでいたが、ちょうど新しいMRIが入ったときに、外科のドクターが試し撮り?で撮って診断してくれましたね。「ストレートネックを心配したけど、まあ大丈夫でしょう」と。

リンパドレナージュというマッサージを研修してきたナースが、「3名限定、モニターになってください」と院内メールで募集したら10分くらいで完売したこともありました(私も挙手したかった)。

治験は協力者側に費用負担はなく、うまく自分の症状にあてはまればwin-winになる印象でした。

 

今、世田谷区では症状がなくても受けられるPCRの社会的検査(まずは介護施設職員などから)を開始しようとしていて、多量の検査を低価格、短時間で行うプール検査(同じ試薬に4,5検体を一度に漬ける。陰性なら全員陰性とする)の治験が東大先端研で行われ、区も協力している(らしい)。治験※の協力者はどこで募集しているのだろう?この段階で世田谷区民(運用まで研究するなら、実働で対象となる介護事業所で)に協力してもらってPCR検査をすればいいと思うが。

記事検索すると、「9月中に治験を終え、10月から実装」と書いているメディアもあるが、自分が昔、医療機器で薬事承認を申請したときは何か月かかかったので、今の雰囲気で10月すぐに運用できるとは思えない。

世田谷区のPCR検査の拡大に関しては、区議会にいても今どのフェーズで、どのような体制で、どのような成果を求め、どのタイミングで臨床段階に入れるのかは説明されず、わからないことが多い。研究はtrial & errorで遅れることには驚かないが、いい機会なので議会で質問していきましょう。

 

※薬事承認前だと思うので「治験」と書きました。承認後だと「臨床試験」になります。