履歴書や職務経歴書を書くとき、販売促進や新事業企画、営業に次いで書くのが「研修」です。三菱電機時代はAOTS(主にアジア地域への技術移転研修)が思い出深く、女性だからか特命事項で某ドイツ自動車メーカーの役員令嬢の日本視察やフランステレコムの幹部候補女性の研修にお相伴、最後の年には半導体部門で新人研修を担当しました。

アジア人技術者研修は、同期男子より一歩退いて女子総合職が担当するような立ち位置ではないかと不満だったが、やってみると自分に合い面白い仕事でした。三菱電機では幹部研修として呼ぶので27,8歳から40代まで様々。先に立ってドアを開けてくれるタイのエリート美青年もいれば、講義にビーチサンダルで出席して注意を受けた香港のチャラ男くん、「研修施設のエアコンの効きが悪くてかなわないわ」といそくみに苦情を言ってくるシンガポールの女性副部長…みなさん私が思う以上に「Ms.コムロ」と慕ってくれました。

忘れられないのが、インドネシアの40代の課長。当時は会社内にあった診療所で受入れ健診をしていたが、ドクターに私が呼ばれて、カルテを診せられ

「この人はTB (結核)です。すぐに帰って治療したほうがよい」

こんなことはこれ一回しかなかったし、ご本人の落胆ぶりったらなかった。私の手元には彼がお土産で持ってきた美しい南国プリントの服地(まだ服地が贈り物になる時代でした)が残った。まだ実家にあります。コロナの今だから思い出した。

 

その後研修の仕事にはご縁がないだろうと思っていたが、今般区議になって初めて、大学生インターンが来ることになりました。私たちの学生時代と違ってデータ作成なども良く出来て、吸収力があって、我が子(サッカーと宿題しかしていない)と大して違わない年齢なのに頼もしい限りです。

企業の研修体系と違って教えることがパターン化していないので、これから試行錯誤。熱いので体育会系に外回りばかりというわけにもいかず、一人一台パソコンがあるわけではないのでデスクワークばかりというわけにもいかず。コロナの影響で市民イベントは中止が多い。

楽しくやりがいのあるインターン生活になるとよいですが…