以前こちらでも紹介しました、世田谷の方が御茶ノ水駅近くに開いた小さな画廊“シェイクスピア・ギャラリー”。今回は銀座の「画廊 宮坂」から珠玉の小額を集め展示(頒布)会をするというご案内があり、画商さん、画材屋さんも来るということで足を運びました。

 

第一回定例会で質問しましたが、世田谷美術館の来館者が5年間で18万人減っているうえコロナ禍の閉館期間もあり、また設立20年になるセタビには、地元ゆかりの画家からの寄贈など収蔵品がぱんぱんの状態。絵は観て貰ってなんぼなので、こういった収蔵品をレストランや企業役員室に貸し出すなり、活用法はないだろうかと、専門家にヒアリングを申し入れたのです。

 

画商さんたちも、絵が売れない、寄贈品を公開する場所がないということには悩んでおいでで、仲間うちで、北海道に寄贈品の美術館「置戸ぽっぽ絵画館」を設立した実績がおありです。

建物にはお金をかけず空きビルを使い(置戸は閉鎖駅舎を活用)、運営はNPOなど自分たちで、地方ならこういう試みは町おこしにもなる。というお話を聴きました。

いそだ案=希望する施設にレンタルする場合「絵が傷むのでは?」と聞いたところ、

「絵は消耗品です。修復も出来ますので、傷むことは気にしていては公開できない」(宮坂氏)と、心強い言葉をいただきました。

画材メーカーさんからは、「公立教育で美術にお金をかけなくなり、芸術家が育たなくなっている」という話も伺いました。

問題を挙げればきりがないのですが、区民生活委員としては、セタビに眠っている収蔵品の生かし方=区民生活に潤いを与え、美術教育に役立ち、「収蔵庫に置いておくよりよい」くらいの税外収入に結びつける政策を考えて行きたいと思います。

 

「画廊宮坂の35年」 展は7月26日まで。

https://shakespearegallery.wixsite.com/website

いそくみ横から画廊オーナーの清水さん、今回の展示所蔵 宮坂さん、国産銘品=クサカベ絵具の甲賀さん。