読解力低下とデジタル教育

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世界の15歳を対象に3分野の力を調べる学習到達度テストPISAの、日本人の読解力は15位で、3年前の8位より低下したそうです。

やっぱりね。電車の中でも学生さんはスマホチェックやゲームに忙しい。「読書が好き」という若者をあまり聞かない(芦田愛菜ちゃん以外)。子どもにスマホを与えるのは宜しくないというのは過去の話で、ベビーカーの赤ちゃんに動画を見せておとなしくさせる子育て術は市民権を得てきたし、今や学校までもBYODとやらを導入し、強制的に授業に自前のパソコンを取り入れようとしています。

さきのPISAも、朝日新聞(と識者)は「PISAはデジタル設問なので、パソコンで思考・回答することに慣れていないからこうなった」と推測「もっと学習にコンピュータを使わせなければ」としているが、コンピュータの習熟度が原因なら、順位は右肩上がりに上がるのではないか。ネットでのコメント(おそらく親世代)は「スマホに読書の時間を奪われ、コンピュータを使えば検索に頼り、自分で考えることが出来なくなったのでは」との意見が大半で、「コンピュータ学習をもっと進めればいい」というコメントは見なかったが、このズレはどこから出てくるのでしょうか?

  デジタル学習を進めればPISAの成績が上がると推測する耳塚寛明教授は「同じ受験生でペーパーテストをしたら、PCで回答するより日本は点が(相対評価で)上がる」という検証結果をまず出してほしいものです。

 

こんな結果が出ても「ICT教育が足りないからだ」などと言ってるくらいだからスマホやパソコン利用の低年齢化は止まらず、読めない書けない自分で考えられない生徒がこれからも増えていきそうですねで、公教育に違和感、不安感を持つ保護者が多いから、私学(=中学受験)が人気になるのでしょうか。

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