同じ会派の社民党羽田議員のお誘いで、障害児保育園ヘレン、せたがやホッと子どもサポート(子どもの悩み電話相談)、白梅福祉作業所の見学に行ってきました。

情報満載なので、いちばん印象的だった白梅福祉作業所をご紹介します。

豪徳寺の駅から徒歩7分ほどのところにあり、継続就労支援B型(A型:雇用契約を結ぶ就労を目指している段階)の福祉作業所です。クリーム色の壁にガラスブロックを使った建物を見てなぜか母校 大谷中学校を思い出した…設立40年ということなので同じ時期の建築でしょうか。

「手をつなぐ育成会」という法人が設立・運営に携わっている。説明員をしてくれた老婦人もその主要メンバーなのでしょう、

「行政は学校までは面倒見てくれるがその先、働く場がなかった。母親たちが力を合わせて設立したのです」

温和な口調ながら“母は強し”と思わせる説得力がありました。

 

建物内部は広いテーブルと簡単な仕切りがあり、タオルを畳んで袋に詰める作業、小さなはた織り機で色糸を織るさおり織(←私はこれ大好き、画像で検索してみて)、ハンカチの刺繍、部屋を分けてお菓子の生産など。見学者に慣れているのか、作業している人が手を止めて挨拶してくれ、雰囲気は明るいです。

階段の脇には、ボランティアのカメラマンが撮ってくれるという作業員一人ひとりのモノクロのポートレイトがあり、それだけで写真展のようです。

ミシンの電子化によって「〇〇スポーツ大会記念」のような文字刺繍も出来、受注の幅が広がっていそうです。

 

上の階にはけやき寮(8室)があり、障がい者が自活するための実践の場となっています。

施設長さんより

「家事の自立に男女差はあまりない」「若いうちは親御さんが一緒に居たがるので自宅にいて、中高年になってから自立練習を始める人も多い」「収入が増え補助額が減ると、親御さんがかえって喜ぶ」

などお話を伺いました。

仮に日本の福祉が手厚く、“十分な生活費を支給するから障がい者は働かなくていい”という状態になったとしても、やはり人として生まれた以上何らかの仕事をして仲間と触れ合い、自活するのが喜びなのではないか。親もそう願っているのだろうと強く感じます。

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