日本の離島の専門雑誌「島へ。」(海風舎)

 

本日発行の2024年10月号(vol.137)から、「島ビール」探訪という新連載がはじまりました。

 

離島のビールに、毎回1銘柄ずつ焦点を当て、作り手やその島のことを紹介していく連載コーナーです。

 

そして注目は、右端の一行目です!

 

そう。「離島ビール倶楽部 しま彦」が、毎回イチオシの「島ビール」を紹介していく連載コーナーなのです!

 

最初、切り口をブルワリー単位にすることも検討したのですが、ビール単位にした方が焦点が絞りやすく、それにまつわるエピソードや島の魅力を紹介しやすいと思って、この形式にしました。ブルワリー数は限られるけど、ビールの数は無限なので、無限に連載を続けられますし!(無限に続けさせていただけるよう頑張ります!)

 

第1回目は、六島浜醸造所(岡山県・六島)の看板ビール「六島麦のはじまり」をご紹介させていただきました。僕が大好きなビールで、離島ビール倶楽部を始めるきっかけにもなったビールです。

2020年1月に、現地で製造工程を密着取材したブログもご覧ください↓

 

六島のビールの魅力に迫る!(全9回シリーズ)

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回

 

あの取材からまもなく5年。当時60人と聞いていた六島の人口は、いま45人だそうです。(離島経済新聞社より)

 

直近3か月でも1人減。統計上の数字はあまりに無機質です。島民の方の気持ちを想像すると、どう言葉にしてよいのか分かりません。

 

こちらのページでも書きましたが、僕は離島ビール倶楽部の活動を「島に来たら、島のビールを飲みたい!」という旅人(観光客)の目線でやっています。島に住んでいない僕が、島民目線で知ったようなことを語るべきでないと考えているからです。
 

でも、六島の数字を見ていると、そうも言っていられない気になります。5年前、僕が楽しく六島に滞在できたのは島民のみなさんの温かい歓迎があったから。ドラム缶の火を囲みながら島のことを教えてくれたから。獲れたての魚をふらっと差し入れてくれる漁師さんがいたから。灯台につながる道の草を刈って整備してくれていたから。定期船を運航してくれる人がいたから。そうした素敵な人々が生活する「六島」だからこそ、旅人である僕は、あの浜辺で最高に美味しいビールを味わえたのです。

 

六島のビールは最高です。いつまでも美味しいビールが楽しめる場所であることを心から願います。離島ビール倶楽部としてもできることがないか日々考えています。皆さんも、まずは飲みに行ってみてください!

 

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