興居島(愛媛県松山市)での最高に心地よい離島ビール体験を振り返る旅行記。最終回の今回は、ごごしまビアファームからの帰り道での体験を中心に、前回書ききれなかったエピソードも交えてご紹介します!(訪問日:2023年3月4日)
・ごごしまビアファームの隣は神社です
・海辺のうどん屋さんで大満足!
・美味しいコーヒーを飲みながら船を待ちます
・離島ならではの輸送問題
・松山に戻ったらDD4D BREWINGで乾杯!
・美味しすぎるみかん「紅まどんな」とは?
ごごしまビアファームの白い暖簾の目の前には鳥居があります。すぐ隣が神社なのです。
中厳前神社という神社で、海の神様を祀っているそうです。立派な石段がお社に続いていますね。
石段の中腹で後ろを振り返ると、ごごしまビアファームの瓦屋根が見えました。立派な古民家だということがあらためて分かります。
きれいに手入れが行き届いていて、明るく気持ちの良い神社でした。
ごごしまビアファームで感じた凛としつつも温かな空気は、隣接する神社から漂ってきているのかもしれませんね。
ごごしまビアファームから徒歩数分。海辺に営業中ののぼり旗を見つけました。人気のうどん店「島うどん」さんです。
景色が良いし、うどんも美味しい!
ビールを飲んだ後の締めはここで決まりですね!おすすめです!
海辺をゆったり歩いて由良港に戻ってきました。
港の目の前の珈琲屋「Cotton John Coffee」から良い香りが漂っています!
珈琲豆の品揃えがすごいです!世界各国の珈琲豆を、焙煎度にもこだわって丁寧に自家焙煎しているそうです。これは間違いなく美味しい!
ドリップコーヒを飲みながらフェリーの乗船開始を待つことにします。店先のベンチから港が見晴らせるので乗り遅れの心配なし!
珈琲愛にあふれたご主人から色々お話を伺いました。東京・吉祥寺で創業後、地元が松山なので2020年に興居島へ移転してきたそうです。
ちなみに後日談ですが、「Cotton John Coffee」の珈琲豆を使用したビールが、ごごしまビアファームから発売されました。僕も取り寄せて飲みました~↓
しま彦(離島びーる倶楽部)@island_beer
ここしまビアファームのAmber Aleで乾杯!興居島の自家焙煎コーヒー店「Cotton John Coffee」の珈琲豆を漬け込んだビールです🍻 珈琲の香り!酸味と苦味!絶妙にまろやか!🍺 風呂上がりに美味しくいただきました… https://t.co/4fJGJMR9hv
2023年04月26日 23:09
行きと同じフェリーに乗って、本土側(高浜港)へ帰ります。たった13分の快適な船旅です。
片道たった13分の船旅とはいえ、興居島はれっきとした離島。台風や船の故障などでの欠航リスクはあるし、平時であっても輸送に時間や費用がかかります。
ごごしまビアファームの南雲さんは、離島ならではの苦労として、ビール樽(ケグ)の出荷に関するエピソードを教えてくれました。
「ビールを充填した樽の重さは約25kg。ヤマトクール便では重量オーバーで送れないため、チルドゆうパックを使うのですが、島の郵便局では取り扱いがありません。なので毎回、船に乗って本土側の郵便局に持ち込んでいます。事前に知っていたらヤマトで送れるサイズの樽にしたかったです。(笑)」
これは思わぬ落とし穴!
都会では当たり前のように感じる冷蔵輸送網ですが、決して当たり前ではないことに気付かされるエピソードですね。重い樽の持ち運び、本当におつかれさまです!
松山市街に戻ってきました。
松山といえばDD4D BREWING!全国的にも人気のブルワリーさんです。
当然僕たちもハシゴビールをしに訪れました!
どのビールもさすがの美味しさです!
娘が熟睡してくれていたので、大人二人でゆったりと堪能できました(^^)
ごごしまビアファームの南雲さんも、ここでビール作りを学んだそうです。つまりは師匠のお店ですね。興居島からの帰り道にも十分立ち寄れる立地なので、ぜひハシゴビールしてみてください!
興居島&松山ビール旅を終え、大満足で自宅に戻りました。
最後に、お土産にいただいた興居島産みかん「紅まどんな」をご紹介します。
ソフトボールくらいの大きさで、皮が厚いのかと思いきや、切ってびっくり!
皮はメチャ薄くて、果肉がパンパンに詰まってました!
超ジューシーで美味しすぎる!!!
調べてみたら、「紅まどんな」は愛媛で開発された高級品種で、「高級なジュレのような食感」と評されるそうですが、まさに納得の味わい!いままで食べたフルーツの中でも、トップクラスに美味しかったです!
いや~愛媛すごい!松山凄い!興居島すごい!
皆さんもぜひ現地で味わってみてください!僕もまた必ず行きたいと思います!
ごごしまビアファーム(愛媛県・興居島)の紹介ページはこちら↓