新型コロナに伴う自粛で、離島でも観光産業をはじめ大きな影響が出ていると聞きます。
一日も早く、心置きなく離島旅ができる平和な世の中が戻ることを祈りつつ、当ブログでは過去の離島旅の記録をアップしていきます。
今まで時間が無くて書けていなかった魅力をご紹介したいと思います!
当ブログでは昨年末にビールを飲みに大三島へ行った話をご紹介しました。
とっても美味しいビールだったので、読んでない方は是非見てください↓
実はその前日に、お隣の島、大久野島(おおくのしま)を訪れていたのでした。
大久野島は広島県竹原市忠海町に属する瀬戸内海の離島です。
可愛い…!#大久野島 #うさぎ島 #広島県 pic.twitter.com/Q8x5LmPNOG
— しま彦(離島びーる倶楽部) (@island_beer) December 29, 2019
まずやってきたのは、山陽新幹線・三原駅(広島県)です。
三原駅から500mのところにある三原港を目指します。
三原港からは土日祝日限定で高速船「ラビットライン」が発着しており、片道30分で大久野島へアクセスすることができます!
…のはずでしたが、本日は暮れも押し迫った12月29日。なんと年末年始は運休!!
休暇村の営業日(繁忙期)だから、当然運行していると思い込んでいました。
痛恨のミス!皆さまも十分お気を付けください。
気を取り直して、別のルートで向かうことにしましょう。
三原駅からJR呉線に乗って忠海駅へ移動し、そこから大久野島行きの船に乗り換えます。
JR呉線の車窓からは、美しい瀬戸内のしまなみを楽しむことができます。
忠海(ただのうみ)駅に到着しました。
駅から徒歩5分くらいで、大久野島行きの船が発着する忠海港に着きました。
この売店では、乗船チケットの他、各種お土産やウサギの餌(ペレット)が買えます。
島内では餌の販売はしていないので、ここで買っておくことをお勧めします!
忠海港から大久野島へ行く船は、けっこう本数が多いです。(時刻表)
大型フェリーと小型船の両方が発着しており、どちらも所要時間は15分程度。
今回は、先に来た小型船に乗ります。
離島旅の雰囲気が高まってきてテンションが上がりますね!
大久野島に到着しました!
大久野島の全体図はこちら。(船内にあった案内マップより)
港から休暇村へは無料バスが運行していますが、歩いても10分くらいです。
遊歩道として整備されているので歩くのもおすすめです。(すぐにウサギに遭遇します)
とにかく、島内の至る所にウサギが沢山います。とても癒されました(^^)
ウサギは可愛いですが、以下の点には注意しましょう。
・道路に近いところで餌やりはしない。(車の邪魔になるので)
・抱っこしない。(ストレスやケガの原因になるので)
・変な餌をあげない。
観光客の中にはキャベツ等の生野菜を持参してくる人も多くいました。
ペレット餌よりも生野菜の方がウサギの食いつきが断然良く、モテモテで楽しそうでしたが、その行為がOKかNGか公式見解が見当たらないので僕は推奨しません。
節度を持って楽しむ分には多分許されるのでしょうが、やりすぎは禁物です。
ここは国立公園なのでルールには気を付けて楽しみましょう!
今でこそ「うさぎの島」として人々に癒しを提供している大久野島ですが、一方では「毒ガスの島」だったという悲しい歴史も忘れてはいけません。
戦時中、この島には旧陸軍の毒ガス製造工場が存在したのです。
あいにく年末年始のため休館でしたが、屋外に展示されていた陶磁器製毒ガス製造器具は見学することができました。
危険を詳しく知らされずに働かされた人々は毒ガス障害に見舞われ、多くの死傷者を生んだそうです。
以上のように、大久野島というと「うさぎ」と「毒ガス」の2つが有名ですが、美しい瀬戸内海を眺めながら気軽な散策を楽しめる場所として、純粋におすすめできる離島です。
休暇村も快適でリーズナブルなので、離島が苦手な方にもおすすめですよ~。
大久野島を満喫した後は、フェリーに乗って大三島へ。
わずか15分の船旅で渡航できます。
そして大三島に行ったら、当然ビールを飲みましょう!
大三島ブリュワリーについての記事はこちらをご覧ください。
また、大三島の他の見どころについても、近日中に記事にしてご紹介したいと思います。
そちらもお楽しみに!