先日の台風19号では佐渡島でも大きな被害が出ました。心よりお見舞い申し上げます。
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ここで、前方の山が奇妙な形をしていることに気付きました。
あれは「道遊の割戸」といい、江戸時代に金銀の露天掘りをした跡です。
巨大な金脈を掘り進むうちに山がV字に割れたような姿になったそう。
江戸時代ということは人力で掘ったのでしょうから、大変な重労働だったことが伺い知れます。
佐渡島といえば、かつて金の一大産地だったことで有名です。
中でもこの相川地区は、金の採掘、製錬、加工等が盛んに行われていたエリアで、当時の様子を忍ばせる遺構が多く残されています。
これから半日ほど、船の出港まで時間が許す限り関連スポットを巡りたいと思います。
まず最初に訪れたのは「北沢浮遊選鉱場跡」です。
ここは、採掘した原石から金や銀の成分を取り出すための大規模施設でした。
1937年(昭和12年)に建てられ、金銀の大幅増産に貢献しましたが、鉱山の産出量低下に伴い1952年(昭和27年)には閉鎖となりました。
当時の外観写真です。東洋一の規模を誇る最先端工場でした。
(写真の出典:北沢浮遊選鉱場の説明看板より)
併設されている50mシックナー(泥状の泥鉱を鉱物と水に分離・濃縮する施設)とともに、当時の生産規模の大きさを物語る遺跡です。
昔の話とはいえ、閉鎖されたのは昭和中期。
先人の英知と努力。そして自然の再生力。その両方がしみじみと感じられる場所です。
ぜひ現地を訪れて、このスケールを感じてみてください。一見の価値があります。







