新潟市内で迎えた朝。
満々と水をたたえた信濃川のほとりを歩いて、新潟港へ向かいます。

 

中心市街から歩くと30分程度。佐渡島行きの船が発着するターミナルに到着しました。

ちょうどカーフェリーの乗船開始が告げられ、大勢のお客さんが列を成して乗り込もうとしています。

 

本土と佐渡島を結ぶ航路は複数ありますが、東京から行く場合は新潟港を発着するカーフェリー又はジェットフォイルを利用するのが便利です。(佐渡島にも空港はありますが、定期便は無期限運休となっており、現在のところ船便でアクセスするしかありません。)

 

今回は、船嫌いのオクサンの意向によりジェットフォイルを使います。

乗船券は有人窓口だけでなく、自動券売機でも買うことができます。

 

ジェットフォイルの空席状況がモニターに表示されています。

繁忙期を過ぎた9月下旬なら当日でも十分空きはありそうです。

 

これが「ジェットフォイル搭乗券」です。

QRコードも付いていて、飛行機の搭乗券みたいですね。

 

QRコードをかざして改札を通ります。これも飛行機みたい。

 

ご覧とおり立派なターミナル設備です。雨天でも濡れずに船に乗り込むことができます。

 

佐渡汽船が誇るジェットフォイル「つばさ」に搭乗!

 

座席は全席指定です。ちなみに窓側席には網棚があります。大きなスーツケースの場合は、大型荷物置き場に置くことができます。

 
ジェットフォイルの最高速度は時速80km。新潟-両津(佐渡島)間を約65分間で結びます。
スピードは素晴らしいのですが、シートベルト着用必須で外に出れないのが難点です。
シートポケットに入っている、トキについての注意書きを読んだりしながら時間を潰しましょう。

佐渡島・両津港に到着しました!

 

両津港のターミナルも大変立派です。これはもう離島の港というレベルではありません。お土産売り場も大変充実しているようなので、帰りに寄ろうと思います。

 

ここからは、予約しておいたレンタカーに乗って島内を巡ります。

佐渡島は、択捉島、国後島に次ぐ面積を誇る大きな離島であり、一周約280㎞、面積は東京23区の1.4倍もあります。(出典

もはや「大陸」というサイズ感ですので、レンタカーは必須アイテムといえるでしょう。

 

島全体を海岸線沿いにぐるっと時計回りしようと考え、まずは「大川」地区へと車を走らせました。
 
「大川」という場所は、縄文時代の土器が見つかるなど、佐渡島の中でも特に歴史が古い地域です。中世以降は風待港として栄え、廻船問屋が軒を連ねるなど、大変な賑わいだったそうです。
 
かつて風待港として栄えていた街は日本各地にありますが、蒸気船の登場などによりその役割が低迷し、活気を失っていった地域が多いです。この大川地区もまさにそうした時代の変化に翻弄された地域のようです。
 
かつての賑やかさはありませんが、穏やかでゆったりとした時間を感じられる良い場所です。
さすが風待港なだけあり、波が静かで透明度が高く、素晴らしい景観が広がっていました。
 
ちなみに写真を撮り損ねましたが、大川集落の家々の外壁には、地元の人々の手により作られた版画作品が約100枚ほど飾られています。かつての大川の人々の暮らしが生き生きと描かれた版画群で、「大川屋外版画美術館」とも呼ばれており、佐渡の隠れた名所になっています。
 
大川地区は、船が発着する両津港から車で15分程度の場所にあります。
華やかな観光地ではありませんが、時間があれば足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
 
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