インターナショナルの幼稚園や保育園が大流行り
これは大阪だけの話なのでしょうか?
中には、待機児童がおおく、保育所に入れないので、インターナショナルしか空いてなくて…
という方もいらっしゃいます。
インターナショナルがどうなのかという前に、
保育所にしても、幼稚園にしても、
小さい子供が長い時間過ごす場所。
どんな大人と過ごすのか
どんなふうに扱われているのか
ということは、子供の人生に大きく影響を与えます。
幼稚園なら選択の余地がたくさんあっても、
保育所は選んでられない
と言う事情があるかもしれませんが、
できる範囲でいいので
子供を大切にしてくれているのか
ということはチェックしておく必要がありますね。
さて、こんなご相談を受けました。
息子はほぼ毎朝、「保育所行かないよ」と言います。
特に月曜日や、連休明けは登園拒否を訴えてきます。
今息子が通っている保育所はインターナショナルスクールなので、園内は全て英語です。
インターナショナルスクールに行くきっかけは、認可の保育所に入れなかった事や、将来英語が聞き取れる耳を持って欲しかった事、認可の保育所の見学に行った際にその無法地帯ぶりにドン引きしてしまった事などが理由です。
私自身は英語は全然ダメで、英検3級程度です。
先日母親と話していると、息子は保育所がしんどいんじゃないかと言われました。
英語しか話せない保育所で毎日過ごすのは、ストレスなのではないか、自分だったらしんどくないかと言われ、確かにそうかなと思いました。
インターナショナルスクールに通わせているのは私のエゴで、彼に無理強いをさせているのかと悩むようになりました。
出来れば楽しく保育所に通ってほしいので、何かいい方法はないかと模索しています。
母親には、あんたが英語ペラペラになったらええやん!と言われましたが...汗
同じような質問を過去にも受けたことが何度かあります。
インターナショナル幼稚園や保育園に行きたがらないという相談です。
まずは、
インターナショナル幼稚園(保育園)の現状ですが
インターナショナルというのは2種類あると私は考えています。
1ネイティブの子供(英語の日常会話ができる子供)がメインの園
2ネイティブはほぼ先生だけで、園児はほぼ100パーセント日本人の園
「英語」ということに関しては、2のタイプの園では、なかなか力がつきにくいものです。
先生は英語ですが、園児は誰も英語を話さないので、そんな環境の中で会話ができるようにはなりにくいのです。
いつもいつも先生が話すことば、
たとえば、
Good morning.
Stand up.
Let's sing.
Make a circle.
といったような言葉は、聞き取れるようになり、
Sure.
No.
Not yet.
I like it.
といったよく使う言葉は発することができるようになりますが、
ご両親が期待されている「ペラペラ」レベルにはなかなかなりません・・・
1のタイプの園は、日本に住む外国人のための園。
英語は流暢になりますが、日本人の受け入れ枠がものすごく小さいので、なかなか入れません。
日本人で「インターに行っています」と言う場合、ほぼ100パーセント近く、2のタイプですね。
このタイプの園で勤務する外国人の先生は、保育の資格をもっていません。
私は資格にこだわっているわけでは全くありませんが、先生が「子供好き」という理由で働いている場合が少ないというのが悲しい現実です
また、外国人は、すぐにやめたり帰国したりする人が多いのもまたまた悲しい現実
ある日突然来なくなってしまうなんてことが、本当によくあるのです・・・
子供にもそんな気持ちで接しているのかも・・・というのが、かなり悲しいことですね
そして、ご質問にあった
ずっと英語でしんどいのではないか・・・
ということですが。
はい。
きっとそうだと思います・・・
子供のタイプにもよるでしょうが、みんなかなりしんどいでしょう
言いたいことが言えない、聞いてもわからないことだらけ
日本語を話してはいけないと言われても、英語を話せない
大人だってストレスいっぱいになってしまいます。
これが、1のタイプの園なら、
最初はもちろんストレスだらけなのですが、まわりが英語でがんがん話してくるので、話せなかった子供も短期間で話せるようになります。
そうなるとストレスはぐんとなくなるのです。
幼稚園に行きたくない~
と言われて、それが許される環境であれば(子供を家でみられる環境なら)、休ませてあげるといいと思います。
そして、様子をみて、幼稚園を変わるほうがいいなら、そうしてあげてください。
英語は、その環境でなくても身につきます。
うちの長男は、留学経験がないですが、日常会話ができ、英語を教えて生徒の英語力を高めることができています。
焦らなくても大丈夫
子供の毎日を楽しいものにしてあげましょう。
がまんしていやなところへ行かせないことが甘やかせていることになどなりません。
いっぱいぎゅっとしてもらって
自分の「好き」を見つけられて、
「愛されている」と思わせてくれる
そんな場所をみつけてあげてくださいね。
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