終末期ケア(1579)ー2 "手術を受けるとき①" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星一般病院における
   ケアマネジメント

スター手術を受けるとき①


手術室看護師が患者さんとかかわる時間は
病棟よりも限られます。

そのため安全・安楽な質の高い手術看護を
提供するために、認知症の人の不安を理解
し、精神的安定が得られるよう病棟看護師
と連携し、援助することが大切です。




スター不安な気持ちをくみ取る

・認知症の人が理解しているか確認しながら
 わかりやすい言葉で説明を進めます。

・理解しているか確認しながら次に、いつ、
 何をするのか、1つずつ丁寧に説明します。

・慣れない環境にいる不安な思いをくみ取り
 不安が強い場合は、目線を合わせるように
 して手をさすったり、声をかけて労うように
 します。

・認知症の人の混乱を避けるために、
 術前訪問した看護師が一連の対応をします。




花感覚遮断をできるだけしない

・視覚や聴覚に障害がある場合、できるだけ
 手術室へ入室間際まで眼鏡や補聴器などの
 補助器具を装着したままにします。

・認知症のご本人が、今いる場所を確認できる
 ように、独歩や車椅子に乗って手術室へ
 入室します。





花術前からせん妄を予防する


術後せん妄がどのようなものが説明し、

 誰もが起こりうることを伝える。




・術後は、疼痛管理や不快感の対応を行う

 ことで、せん妄を予防できます。










参考資料
 認知症ケア
 アイデアノート
    編著 石川県こころの病院

 



     次回は、

     "一般病院における
        ケアマネジメント
         手術を受けるとき②
       
             
                          
             について


 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら

  私も勉強になりありがたいです。