10月末で雇用促進税制の申込期限が終わりましたね。
私の会社も申請させてもらいました。
記入内容そのものは、さほど難しいものでは無かったので苦にはならなかったです。
でも、あの税制はジックリ見れば見るほどに大きな会社(納税額の大きい会社)しかメリットが大して無い事がわかります。
「税額控除が雇用増加数1人当り20万円」という言葉がどうも一人歩きしているように感じるのは私だけでしょうか?
実際、確かに雇用増加数1人当り20万円の税額控除が受けられますが、そもそも気にしないといけない基準は「当期の法人税の10%(中小企業は20%)が限度」の方だと思います。
単純に2名の増加が有って税額控除上限が40万円(2名×20万円)だとします。
それを最大限に活用できる控除前の法人税額は400万円です。(中小企業だと200万円)
このご時勢、中小企業で法人税額が200万円以上有る会社って中小企業全体の何割なんでしょうね?
営業利益じゃなくって法人税額が200万円以上ですよ!?
私の想像では、多くの会社が「当期の法人税の10%(中小企業は20%)が限度」で頭打ちになってメリットが半減しそうな気がします。
税制優遇措置を考えて頂くのは、とてもありがたい事なのですが...
どうせならもっと会社がトキメクような優遇措置にして頂ければと思う今日この頃です。
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