獲ったど~

津軽海峡の北海道側の南端にある吉岡漁港でマグロが釣れていると聞き、

ならばとさっそく釣りに行ってきました。ここは漁場としては大間とかわらないので、ブランドの「大間のマグロ」が青森側の大間に荷揚げするだけで、マグロとしては同じです。

マグロ釣りは漁法として、はえ縄と一本釣りがあります。漁師以外の釣り人はルアーや生き餌を使った一本釣りです。

生き餌のイカは前夜のうちに釣っておいて、マグロ釣りで決められている時間帯の朝6時からマグロ釣りは開始されます。今年は餌のイカがとても不漁で餌の確保も大変です。

漁師さんの船に乗せてもらうので、邪魔にならないように気を付けます。

漁師さんの言葉は浜言葉で何を言っているのか私にはあまりわかりません・・

怒ってる?という感じでしゃべるのでとりあえず謝ります・・・ペコり

漁の時間は2時間しかなく余裕はありませんし、漁師さんにとっては一本上げるのに生活が懸かっているので船上は生半可な殺気ではありません。

この漁師のNさんは、お正月のTVで、マグロの一本釣り番組に出演する有名な方です。長くなるので釣り話はまたの機会にして。

マグロ一本料理といきましょう。さあて何がいいかな!!!

 
 

解体中のマグロ

釣れたのは30kgくらいで食べごろサイズです。港から札幌まで持って帰る為に、これが入るほどのクーラーboxを持っていないので、漁師さんに頭を落としてもらい、マグロ発泡箱に氷づめにし7時間運転して札幌まで運びました。

 
 

船上で釣った後すぐに内臓は取り除くのでキレイです。

高級本マグロですが、これ一本で都会の売り値段では20万円ぐらいでしょう。

 
 
 

この白っぽいあたりが大トロの部分でしょう。うまそ~

 

 
 

マグロのお刺身は3日ほど冷蔵で寝かせないと旨味が出ないそうです。

銀座の九〇衛では7日以上寝かせるそうです。マグロって仕入れてすぐには客に出さないんですね。

切り分けた大トロや中落は寝かせて後からのお楽しみに。

ちなみにマグロの解体はなじみの割烹の板前さんにやってもらいました。

役得で板さんはお店のお客さんにもおすそ分けしてました。

いったいこれ一匹で何人前になるんだろう?

 
 
 

カブトは自宅のオーブンで焼き物に。いや~たべきれないよ~

目玉の裏側のコラーゲンがすごいです。

続きは後程・・・