縁切地蔵様のお願いの仕方

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福岡市、早良区の西新から、直線で佐賀方面に走る国道を、早良街道と云いますが、旧早良街道と呼ばれる古い街道は、これにほぼ平行して走る道幅の狭い道です。 

今の国道の一本東側、現在は、おそらく、この辺りに住んでいる方にしか使われていないのだろうと思われる、住宅地の中を抜ける狭い道を南に向けて進みつづけると、突き当たる野芥の櫛田神社の鳥居の前から、道はその小山を回りこむようにして、一度右にカーブします。 

野芥縁切地蔵尊は、その小山に張り付くように、ひっそりと祀られています。

実は30年ほど前に一度火事で全焼してしまい、地元有志と全国の信者さんによる寄進で、その後コンクリート造りのお堂として立て直されました。 なので、ぱっと見、いかにも古めかしい雰囲気はないうえに、少し高くなったところにあるので、道路からは見上げる形になりますから、うっかりすると、気付かずに通りすぎてしまいそうです。 


この「由来」を書いた看板が目印ですよ。
 

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このお地蔵様の歴史はとても古く、1300年以上前の奈良時代に遡ります。 糟屋の大城長者、曽根出羽守国貞のお嬢さんのお古能姫は、早良区重留の長者、富永修理太夫照兼のご子息である兼縄の元へ嫁ぐために重留に向かっている途中、この地まで来た時に、兼縄が急死したという嘘の知らせを受け、ここで自害されたのでした。

それがね、ここから重留までって、あとほんの少しの距離なんですよねぐすん

「もうここまで来ちゃってるんだから、やっぱりお焼香はしとかなくちゃね」…ってことにでもなってれば、それがガセネタだってことがすぐにバレちゃったでしょうに真顔汗

これにはいくつかの説があって、他に女性がいた兼縄が、結婚を嫌がり疾走したため、困った父親の照兼が「息子は死んだ」と伝える使いを送ったという説。

兼縄はものすごい面食いで、姫のビジュアルに不満があったのだというとても失礼な説。 

あるいは兼縄の家臣が何かの理由で兼縄が急死したという嘘の情報を勝手に伝えたという説、などが言い伝えられているようです。

でも、直前とはいえ、まだギリギリ結婚はしていなかったわけだから、何も、「早や嫁ぐ家もなし」なんて言って死んでしまわなくても…と思うのだけれど、昔の女性にとっては、一度まとめられた縁談は絶対だったのでしょう。 きっと、本当になにかと窮屈を強いられていたのでしょうね。

 

 

 

 

そんなお古能姫を不憫に思い、地元の人たちがお地蔵さまを祀りました。 お地蔵さまを祀ってほしいというのは、お古能姫の頼みで、「これから先、このような悲しい思いをする人がいないように」という願いがこもっているという説もあります。

 

いつしかそのお地蔵さまは、「縁切地蔵」として、その噂を聞きつけ、日本全国からたずね求めてやってくる人たちが今も後を絶たちません。 

お地蔵さまのお体を削り、別れたい相手のお茶に混ぜて飲ませると、縁が切れるということで、お地蔵様のお姿は、長年の間に随分と削られてしまい、今ではいびつな縦長の形をした石にしか見えません。

このあたりは、新興住宅地でもあり、昔からの土地の人たちとが混在していますから、私のように、よそから越してきた人たちがたくさんいます。 なので、今では縁切地蔵の存在すらご存じない方も多いので、縁切りの正式な方法を知らない方も多いかと思うのです。

 

調べてみると、
お地蔵さまを削るのは、割れた茶碗のかけらを使うこと。

削った粉は、お茶と一緒に煎じて、別れたい相手に飲ませること。

絵馬か、別れたい相手の名前や住所などを書いた紙を封筒に入れて、お地蔵さまの後ろに貼ること。 

というルール的なものがあるようです。

 

どうやら、金属などの道具を使って削るのは正式作法ではないようです。 といっても、昔は割れた茶碗のかけらのほうがむしろ日常的に入手できたのでしょう。 それに、昔から、お参りするのは、やはり女性が多かったのではないかと思います。

ですから、女性にでも簡単に用意できるものが、割れたお茶碗のかけらだったのかもしれません。 

その由来から、もとは男女の縁切りに絶大なる効果のあった縁切地蔵様ですが、やがて「親子や親戚関係の縁切り」のほか、だんだんと「病気と縁を切りたい」という方や、「ギャンブルと縁を切りたい」という切実な思いで、お参りなさる方も増えてきたのだそうです。


数年前、地元テレビ局の情報番組かなにかで、ここが取材されたことがあったようで、おそらくなのですが、どうもそのころから、「独身と縁を切りたい」という女性のお参りが増えたみたいなのです。

私の勝手な憶測なんですが、もしかして、取材にあたったレポーターさんが、撮影時にそんな願い方をしてみせたりなんかしたのでしょうか…。 もしくは、そんな願い方もありだというような紹介があったのでしょうか…。

縁切地蔵尊は、いわゆる民間信仰的なものですから、厳しい戒律などはもとから存在しないものかと思いますが、宗教的なものを、自分の都合の良いように曲がった解釈をしてとらえるというのは、とても危険なことですよ。

 

こういう祈願のしかたは、やはりなさらないほうがよろしいかと思います。 これこそ、誤った他力本願。 本気で独身と縁を切りたいというお気持ちがあれば、花嫁修業を含め、別のかたちでの行動や努力をなさるべきで、祈願をするならやはり、縁結びの神様にきちんとお願いされるのが正しい道筋かと思います。



極端な例を挙げれば、宗教のうがった解釈が極端になることで、聖戦と称してたくさんの血が流れたりということにつながるのではないかと思うのです。 

あくまで宗教的な祈願というのは、小さなことでも、軽い気持ちで面白半分に行うものではありません。 ですから、いくら「独身と縁を切りたい」という願いが切実だとしても、やはりこちらではそのような祈願のしかたはなさらないほうがよろしいかと思います。 

誤った他力本願は願いが通らないばかりか、ご自身のためにもなりませんから…。

他にも、けしてやって頂きたくないお願いの仕方があるのですが、今日は長くなってしまったので、続きはまた明日…。



 

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