先日鴻上尚史さんの講演会に息子と行きました。
鴻上さんは、私の高校の二級上の先輩です。
地元新居浜での講演で、大変楽しみにして聴きに行きました。
私たちの学年の入学式の時の事です。
その時の入学式の様子を今でもはっきりと覚えています。
大変厳かな入学式の行事が終わり、在校生と入学生の対面式が始まった時のことです。
式典が終わったので先生たちは退席して、対面式は生徒だけのイベントで、生徒会が仕切っていました。
その時の生徒会長が鴻上尚史さんでした。
入学式も終わったので、会場がガヤガヤとしていました。
その時、壇上に鴻上さんが上がり、挨拶をふたことくらいしたところで、会場がシーンとなり、生徒全員が鴻上さんを注目した瞬間が、今でも忘れられません。
私は鳥肌が立ちました。
鴻上さんは当時からとてもオーラを持った方でした。
もちろんそれ以降の生徒会長で、そんな事を感じたことはありません。
(みなさん立派な方でしたが)
鴻上さんは卒業後、早稲田大学に進学し、そこから劇団を立ち上げ、その第三舞台の活躍はみなさんの知るところです。
私たちの時代は、二つも先輩は神みたいなものです。
今でも緊張します。