今日は、重度の自閉症だった息子を救ってくださったトモニ療育センターの河島先生の講演に行き、息子とゲスト出演もさせていただきました。



河島先生との出会い、そして素晴らしい療育をご紹介しました。


河島先生も子どもさんが自閉症で、

今から50年ほど前に、まだまだ療育という概念もない時代に、子どもの可能性を信じて、できることを増やしてやり、立派に子育てをされました。


泣いて暴れるのは、言葉が分からないからだと、言葉が理解できれば指示に従える。だから言葉を教え、数が分かれば、10進法が理解できればお金の計算ができるので、買い物に行ける。

60進法が分かれば、時間がわかる。そして時計の見かたを教えた。


今から半世紀前、療育の概念がない時代に、生きていく力を、少しずつでも子どもさんにつけていった。

なんて素晴らしい子育てなんだろうと、心から思いました。


先生は最後に、

私は普通の子育てを丁寧にしただけです。


とおっしゃいました。

これは障がい児の子育てのみならず、全ての子育てに通じます。




サプライズで、感謝を込めて息子から先生にお花を差し上げました。


藁にもすがる思いで河島先生のトモニ療育センターに相談に行った26年前、

河島先生と同じステージでお話しができる日、そして息子から感謝の花束贈呈をできる日が来るとは当時夢にも思いませんでした。