今回の
秘密保護法
違憲訴訟での
寺澤有さんの
口頭弁論記録を
読ませて
もらったのだが、
この秘密保護法が
取材に対して
どれほどの制約・影響を
及ぼすのかを、
実際に起きた
問題などを通して
裁判官に
説明をされていた。
そうした具体例が
あった方が
裁判官には
伝わりやすいのだろう。
記録を読んでいて、
俺自身も
わかりやすかったしな。
裁判官が問題の大きさを
理解してくれることを
願うばかりだ。
ところで、
その寺澤さんの
話の中で個人的に
気になったことが
2つほどあったので、
今日はそのことについて
少し取り上げさせて
もらいたい。
まず一つが、
このような時期になぜ
そのようなものを
書かせたのだと
(安保法制が
閣議決定された直後)
自衛隊内部でも
問題になったという
『隊員家族連絡カード』
について。
俺自身、
このカードの存在は
全く知らなかったのだが、
寺澤さんの話によると、
自衛隊ではそのカードに
隊員自らの親、
妻方の親、兄弟、
知人・友人関係などの
連絡先・携帯電話の
メールアドレスまでも
記入させていたという。
まるで戦争をやった時の、
死んだ時の準備だなと
俺は感じた。
そして、
次に気になったことが、
2009年6月に
栃木県小山市で起きた
強盗事件について。
パチンコのチェーン店を
経営する資産家で、
朝鮮総連の元幹部だった
鄭小鎔さん
(テイ・ショウヨ)
の豪邸に10人ほどで
押し入った事件
らしいのだが、
どうやらこの事件、
狂言強盗だという。
実際は
鄭小鎔さんの方から、
脱税の金で30億あまり
北朝鮮に送らないと
いけない金が
自宅の庭に
ドラム缶に入れて
埋まっている、
それを
強盗されたことに
したい、
警察の家宅捜査を
装ってやってほしい
といった依頼があり、
その人間達は
出来レースで
演技するだけだと思い、
犯行に及んだそうだ。
だが、庭を
掘り起こして
みたところ、
そのようなものは
一切見つからず、
何かおかしいと
2,30分でその家を退出。
おかしなことは
更に続き、
その1つが外で
待ち構えていたこと。
もう1つが
なぜかすでに数台もの
覆面パトカーが外で
待ち構えていたこと。
さらに主犯格として
逮捕された
蔭西誠二さんに
その虚言強盗の話を
持ち掛けてきた
”マツダ”という人物が
犯行現場から1人
忽然と姿を消し、
その行方は今も
わかっていないということ。
(この”マツダ”という
人物が犯行現場に、
米軍が地雷を
発見する時に
使っている
高性能なものと
同じだという
金属探知機を
持ってきていたようだが、
それだけを持ち、
なぜか車などの
遺留品は
そのままにして
犯行現場から
姿を消したという。
新聞記事、
警察の捜査からは
その人物のことは
一切排除され、
逮捕された人間達が
いくらその事実を
話ししても、
警察ではそれが
一切採用されなかった
そうだ)
確かにそれなら
金庫に一切手をつけて
いなかったことにも
合点がゆく。
(それならばなぜ
財布に手をつけたのかと
疑問に思ったので
寺澤さんに
質問してみたところ、
ドラム缶に入った
現金が見つからず、
狂言強盗が
失敗に終わったという
雰囲気になり、
直接の後輩ではなく
知人を介して
間に合わせで
集めた人間が、
「家の中のものには
手を触れるな」
という蔭西さんの
言い付けを破り、
撤退する際に
目についた財布を
勝手に持ち出して
しまったそうだ)
寺澤さんはこの事件を
過去に起きた
”菅生事件”
と似ていると言って
この”マツダ”という人物を
公安警察、そのOB、
またはその協力者と
考えているという。
そのことを調査し、
はっきりとさせる為にも、
秘密保護法という
障壁をどうにか
しなければならない。
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