石川県神道青年会

石川県内の青年神職(神主)の団体です。


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4月14日ならびに16日に熊本県・大分県を中心に地震が発生し、甚大な被害が出たことは皆様ご承知の通りです。
発災後、神道青年全国協議会では九州地区会員を中心に復興支援活動に従事してきました。
石川県神道青年会は呼びかけに応じ、支援物資を発送しました。

その後、富山県神道青年会の呼び掛けにより北陸地区会員による支援活動が5月23日から25日に行われました。当会からは宮谷副会長が参加いたしました。
支援場所は熊本県阿蘇市に鎮座する車帰菅原神社です。

7月には、北陸神道青年協議会研修会において、東海地区と北陸地区の災害協定が締結され、復興支援に関する研修と相互交流を深めることが決まりました。
その一環ともいえますが、三重県神道青年会の呼び掛けにより、8月17日から19日かけて再度復興支援活動が計画されました。
当会からは延村会長、宮谷副会長、本嶋会員、松本会員、河崎事務局長が参加しました。
当ブログでは2回目の活動のご報告をさせていただきます。

石川県から熊本県までは約970キロほどあり、移動手段は様々です。今回は5名参加、活動備品の積み込みなどを考慮し、車にて現地へと向かいました。
17日午前0時に神道青年会の備品倉庫より必要物資を積み込み、一路熊本へ。
昼過ぎに熊本県上益城郡益城町に到着しました。
ここはテレビ報道でも盛んに取り上げられておりましたが、最も被害甚大な場所です。


それまでの景色から一変しました。
ブルーシートで覆われた家屋、倒壊している家屋、現状は発災当時と何ら変わっていません。
断層が通っていたのか道路は一部隆起しています。


木山神宮へ到着しました。


木山神宮は益城町の氏神様であり、ほかの家屋同様、いやそれ以上に甚大な被害が出ていました。


崩れた手水舎です。
ほかにも楼門があったそうですが、崩れ落ちてしまったそうです。その跡だけが残っていました。


全壊した社殿です。
14日の地震の際、御神体は御救いできたそうです。そして16日の地震により全壊してしまったそうです。
社殿は宝暦2年の建築だそうです。
すぐ隣には宮司さん宅もあるそうですが、こちらも全壊し、現在は避難生活を続けていらっしゃいます。

報道で観ていた通り、いや実際に自分の眼で見ると想像以上の衝撃を受けました。最近では地震関連のニュースがほとんどなくなりましたが、現地は今も当時のままです。むしろ精神的な疲労なども考えると当時より辛いのかもしれません。


翌日は熊本県菊池市原に鎮座する原村菅原神社にて復興支援活動を行いました。

今回の支援活動には、当会をはじめ、富山・福井・三重・静岡の神青会員が参加し、地元熊本神青のご協力により活動を行いました。
またお忙しい中、宮司様、総代様、地区会長様なども駆けつけてくださいました。

原村菅原神社は、鳥居や石垣の崩れなどがあり、社殿もよく見ると基礎からずれるなどの被害がありました。



当会は持参した道具などを考慮し、ブロックなどの破砕作業、破砕ブロックの搬出、また整備などを中心に行いました。
富山県、三重県が用意した機械工具が大変重宝しました。今後の活動物資の参考になりました。
作業自体は参加者の人数も多いことから比較的スムーズに進みました。
普段運ぶことのないコンクリートブロックの塊や割れた瓦などを運び玉のような汗が噴出します。気温も35度近くあったのではないでしょうか。

暑いなかではありますが、各自手分けをして草刈りや鳥居の移動などに従事しました。
昼食では地元の方々の手作りベ弁当をいただき、大変美味しく頂戴し、元気が蘇ってきました。

神社は宗教法人であることから行政の支援がほとんど期待できません。ですので神社の再建・護持運営には氏子の皆様の支えが最も重要です。
しかし氏子の皆様の家が倒壊し、避難生活を余儀なくされますと、神社の再建は遠のきます。
また神社側も氏子の皆様の家が直せないのに、神社を直すことに抵抗を感じることも多くあります。
ですので、我々青年会員が支援活動を行うにも、行う場所がなかなか見つからないもの現実問題としてあります。
その中で原村菅原神社では、地元の皆様の参加して復興支援活動ができました。
大変貴重で、得がたい経験をさせていただきました。
宮司さん、氏子の皆さんから御礼のお言葉をいただきましたが、私たちこそ感謝しなければいけないと思いました。

私たち一人ひとりができることには限界があります。しかし、東日本大震災、熊本地震のことを風化させないために見てきた事、感じてきたことを伝えることにより、支援の輪が広がっていきます。
元通りになる、復興が完了するには多くの時間が必要です。
被災地に心を配り、寄り添った長期的な支援が必要です。

つたない報告ではありますが、1人でも多くの方にこの気持ちが伝わることを願っております。



末筆ながら、今回の復興支援活動にあたり、諸準備を進めていただいた三重県神道青年会、富山県神道青年会、受入準備を行っていただいた熊本県神道青年会、慰労会を準備していただいた福岡県神道青年会、そして一緒に汗を流した福井県神道青年会、静岡県神道青年会の皆様に感謝申し上げます。
また原村菅原神社の皆様に心から感謝申し上げます。

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