この記事は、〔川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2017〕の20日目として寄稿するものです。

 

昨日は、Rie Hiraoさんの「かわさきスポーツパートナーボールゲームフェスタに行ってきました」でした☆

 

バスケット観戦を大切な人と楽しみたい!そんな方、たくさんいると思います。私は、もともと「陸上競技」が好きで、バスケットボールはプレーヤーでも観戦者でもありませんでした。そんな私が、バスケ好きのオットの影響を受け、バスケ観戦にハマるまでのお話。

誰かが誰かを誘う時の参考になればいいなあって思います。

 

【初めての画面越しバスケ観戦】

私が初めてバスケに触れたのは、野本選手や谷口選手が生まれた1992年。ひぃ、なんて昔なんでしょう…。アメリカは、バロセロナ五輪に初のプロ選手によるチーム「ドリームチーム」を送り込みました。私の父はマジック・ジョンソンンのファンでしたので​、​​​​​​マジックは魔法使いなんだ、だからマジックって呼ばれているんだ、すごいんだ、すごいんだ」と連呼しながらマジックの復帰を喜んでいました。でも、熱くなる父の思いとは裏腹に、私がマジックに興味を持つことはなく…。試合も、なんか大きい人が動いてるなーと思っただけでした。今振り返っても、豪華なメンバーな初代ドリームチーム。あんなに世界中がドリームチームに熱狂しようと、私にとってのバロセロナは、男子マラソン森下選手の死闘が全てでした。

 

このことから、

教訓①:一方的に熱い思いは、ちょっと面倒くさい。思いは上手く包もう。

誘う時には、これに気を付けることが必須かと思います。むしろ、父と瓜二つな性格な私がめちゃくちゃ気を付けるべき事項な気がします…。

 

【初めての会場でのバスケ観戦】

bjリーグ 2005-2006シーズン。大阪のNIKEshopにあった大きな広告で試合開催について知り、当時彼氏だった今のオットに連れられ大阪エヴェッサvs 東京アパッチを見に行きました。正直、試合はまったく記憶にありません。覚えているのは、和泉修(お笑い芸人さん)が白いスーツを着て客席にいた事、試合前のボールの投げ込みのボールがミニバス用の大きいボールですごく欲しかった事ぐらい。オープンなシュートが決まらない試合だったんです。フリーになったって入らない場面ばっかりだったせいで、選手がなぜフリーにしようとしているのかすら素人には全然わかんなくて…。

1.24秒使う。

2.シュートが外れる。

3.攻守切り替わる。

のエンドレス。オットに「バスケって、ひたすらミスを待つゲームなの?」「バスケってメンタルのもろさを競ってるの?」って聞いたことを覚えています。ただ、この試合に、城宝選手と波多野選手が出ていたことは覚えています。二人とも素人からみてもいい動きだったのか、もしくは顔がかっこよかったからなのか。10年後の今もこの二人が現役なのは感慨深いです。このあと、たぶん2008年ぐらいにも見に行きましたが、その時の記憶は、駐車場の動線が悪い…のみです。全然、ハマらなかったですねえ。

 

教訓②:試合日程が一目でわかる広告はとっても大事

教訓③:スムーズに移動できるアリーナに行こう

 

【初めての「バスケットボールっておもしろい!の気持ち」】

2012年にオットが転勤で川崎勤務になり、とどろきアリーナが徒歩圏内だったため、バスケを見始めました。最初の頃は、ぼけーと見ていましたが、三回目ぐらいに少しずつ選手を覚えはじめると、ちょっと面白くなりだしました。ちなみに最初に覚えることができた選手が篠山選手です。

 

そして、はじめて、バスケってすごく面白いなあって思ったのは、横須賀開催の対栃木戦でした。トータル5試合目ぐらい。田臥選手見たさに横須賀まで行った時に、パスがすごくて、「おー!」ってなったんです。空間をコントロールしてる!って思った気がします。その試合以降、バスケ観戦の優先度がすっごく上がりました。発掘したところ、どうやら2月17日のようです。私が、はじめてバスケを楽しいと思った記念日☆

 

 

 

今なら、そういう選手って誰かなあー。昨シーズンのギャレット選手とかは、わかりやすくすごくかったよなあ。個人的には、日本人だと比江島選手かなって思ったり☆もちろん、竜青!!!って言いたいから、竜青選手がもっともっと、向上すること願ってます☆

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教訓④:凄い選手は、やっぱりすごいし、すごさは、やっぱり面白い!

 

【初めての立ち上がり!!】

このシーズン、RSは3位でしたが、セミファイナルでアップセットして、ファイナル進出を果たしました。このセミファイナルが、私のターニングポイントです。残り数秒、篠山竜青選手からマドゥ選手へのパス。マドゥ選手の2ptにより同点に追いついた瞬間、気が付いたら立ち上がって拍手したのです。周りもみんな立ち上がってました!!!あの瞬間の空気を私は一生忘れないと思います。私のバスケ観戦面白い!!スイッチが押された瞬間です。

 

教訓⑤:接戦は面白い!!!

 

私は、その後​​​​​​​、「初めての遠征」、「初めてのコートサイド」、「初めての選手とのハイタッチ」、「初めての知らない方とのハイタッチ」、「初めての、目の前での優勝!」を通して、どっぷりバスケ観戦にはまりました。また、それとともに、川崎ブレイブサンダースというチームをどんどん好きになりました。

 

ファンになっちゃうと、試合で楽しみポイントを自分で勝手に見つけられますが、ファンじゃない

誰かを誘う時には、先日のvs三河戦一日目とかのように、テンポよく点がある程度入る接戦がいいだろうなーって思います(負けて悔しかったけど…。)。でも、そういう試合に当たるかは運だし、もし一回見て相手に面白さが伝わらなくても、あきらめず誘い続けるのがいいのかなーと。

 

少なくとも、私は、オットがたんたんと誘い続けてくれたからこそ、バスケの面白さを知り、バスケ観戦を楽しんだり、バスケのこと話したりとたくさんの楽しい時間を過ごせています。ほんと感謝です。

 

教訓⑥:いつかハマるかもしれないから、のんびり誘い続けよう!

 

ちなみに、私お勧めの「陸上競技観戦」も、誘いはじめてから17年目、バスケに遅れること6年目にして、とうとうオットに面白さが伝わりました! わーい!!そのおかげで、桐生選手の9秒台も現地観戦でした!

 

 

 

来シーズン、「初めての運営会社変更」を経験します。それにより、チームに、そして、私にどう変化が現れるのかは、まだまだ未知ですが、のんびり、細く長くバスケット観戦、そして川崎ブレイブサンダースの応援を楽しめたらいいなあって思います。