皆さん、こんにちは。 自民党衆議院茨城5区の石川あきまさです。

 

日本の最先端イノベーション調査シリーズ第3弾。今回は「富士通」を訪問しました。

1935年に富士電機の電話部門を分社化して創設された富士通。通信事業から出発し、コンピュータから半導体、液晶ディスプレイなどを経てソリューションビジネスへと軸足をシフトしています。現在は官公庁や金融機関のシステムが最大の柱で、国内で約8割の収益を上げています。我々にはスパコン「京」やパソコンFMVシリーズがお馴染みです。
AIディープラーニング「Zinrai」を活用した様々なソリューションサービスを体験しました。
最近では「保育園AI選考システム」によって複雑な入園希望の調整を数秒で完了するソフトを開発。来春さいたま市が導入を検討しているそうです。

特筆すべきは「スポーツICT」事業。
ICTでスポーツビジネスの成長産業化を支援する取り組みです。東京オリンピックでは、3Dセンシングによる体操の自動採点システムが導入される見込みです。選手の技の優越を観客や視聴者にも分かり易く判定するシステムです。

富士通は、2014年から理研と共同で「京」の100倍の能力を持つ「ポスト京」開発プロジェクトをスタート。2021年頃からの運用を目指しています。AI・ディープラーニング等を世界最速で演算するスパコンを開発することで、AIやビッグデータ解析でトップに立つ日も近いように感じました。

【富士通】
https://www.fujitsu.com/jp/