建設完成が近い新館山中校舎を議会として見学 | 館山市議会議員「石井としひろ」のブログ

建設完成が近い新館山中校舎を議会として見学

昨日の午後は雨でしたが、建築の完成が近い館山中を議会として見学してきました。来年4月開校予定で準備が進められています。途中で建設業界の人手不足や資材価格の高騰もあり、入札不調などの理由で、遅れないかと心配しましたが、うまく乗り切って、間に合う見込みです。




予算は、国費での負担は半額ほど(基地のある自治体なので、防衛省の補助も含む)ありますが、70億円近い建設費にふくれました。当初の見積もりに甘いところがあったかも知れませんが、金額変更のたびに丁寧な説明を受けていますし、必要な投資を怠るわけにはいきませんし、結果としてはやむを得ないと思います。

なお、近年では全国的に中学でのプール授業は行わない(小学校はしっかりやる。また、中学も個々の学校ごとの判断)ところが増えていることもあり、新館山中ではプールの設置はありません。

昨日は雨量も多く、外はぬかるんでいました。排水工事はまだかも知れませんが、「水はけの良い校庭」にしたいものです。




校舎の形は、四角形で中庭のあるものになっています。つまり、一周でぐるっと回れる機能的なものです。私の世代がすごした縦長で行き止まりのある校舎とは違います。




学生は2〜4階。職員室は1階に全校(3学年)の大部屋があります。各学年の連携を良くしたいから、こういう大部屋にしたのではないでしょうか。




理科室も整っています。また、エアコンが学級(普通教室)だけでなく、理科室・音楽室など配置が進んでいます。体育館にはありませんが(費用が巨額なので、当初から計画なし)。



あと、エレベーターがあるので、障害者・傷病者の利用、荷物の運搬も可能です。

新体育館は完成がまだのようです。



武道場(柔道と剣道)の見学はなく、写真展示のみでした。



なお、現在の館山中学校(旧二中)の学校施設と校庭は、来年4月以降に民間からの提案を募集し、利活用につなげていくことが検討されています。市民体育館は別でして、老朽化はしていますが、現在と同じく使えるようです。これらについては、市民向けの説明会の開催もありそうです。