パフォーマンス合戦になってしまう都知事選
昨晩は、親子ネット(別居親団体)の懇親会に、ゆっくり二次会まで行ったので、都内の下町で一泊しました。そして、今日は東京都知事選の主要3候補(小池・蓮舫・石丸)の街頭演説を聞いてきました。情勢は、小池独走、離れて蓮舫・石丸の2着争いという感じです。
ポスター掲示板は、中野区のもので、都議補選もありますが、都知事選のものは、やはり見苦しいです。ポスターは「廃止」すべきだと思います。ポスターは貼っても票は増えませんが、貼らないと、「やる気なし・弱い」と烙印を押されて不利になる困ったものであり、有害無益だと思います。
東京都だと約1万4千ヶ所。こんなの、金権候補か、やりがい搾取候補の陣営でないと貼れません。
さて、石丸伸二候補は中野駅前と渋谷区役所前で2回聞いてきました。内容はほぼ同じで、20分くらいで、「前座の選対本部長挨拶、本人の挨拶、自己紹介&自己PR。売りは、銀行の経済アナリストだったことと、安芸高田市での行政経験。政策は、学校整備の事以外は、YouTubeを見てくれで終わり。あとは、支援呼びかけのお願い。ジョークを飛ばしたり、問いかけたり、話術はあります。
どの候補者も集客力がありますが、現職の小池候補が最も人を集めました。現職都知事なので、警察は総理のような警戒体制を取っていました。
全体的に、パフォーマンスは長けているが、実力と政策はいががなものかと思いました。都政と国政の混同も目立ちます。現在の公職選挙法のもとで、1400万都市で1人を選ぶとなると、戦略的にこうしたパフォーマンス選挙にならざるを得ないのは、分かりますが。