それオス全公演終了
はぶ談戯vol.22
「それはオススメしないけど」
劇団の4年ぶりの本公演に参加させて頂きました。
経緯としては穂科さんと出会った頃に遡ります。
新宿ゴールデン街のとあるBARでたまたま隣になり、ひょんな事からお笑いの話で盛り上がり、劇団をやられていることを知り芝居を観に行き面白いなって思っていて、穂科さんも僕の出演する映像や舞台を観に来てくださいましてオファーを頂き二つ返事でお受けさせて頂きました。
だってはぶ談戯面白いんだもん。
今回この穂科ワールドの世界の住人になれて幸せでした。
前原フクタという役はいつもニコニコ☺️
笑うってこんなに大変だったんだ😅
疲れてくると笑顔がひきつってコロッケさんのモノマネする森進一さんみたいになっちゃう(笑)
役として悪いと思ってないっていうのは僕自身の反応とは真逆だったりするので台詞の言い方や表情、体の反応を修正するのにも稽古が必要でした。
自分にあるものを演じたり、役を自分に寄せたりするのはやりやすいのかも知れません。
しかし役に寄り添い役を体に馴染ませてくると、この役の人生の中で今現在の考え方や行動のきっかけだったりが見えてきたりします。
フクタはどこか笑顔の裏には泣いた過去があるのかも知れませんね。
笑顔と優しさという武器で成功体験を納めているので、色々と麻痺してきたんだろうな。
フクタのサイドストーリーも見てみたくなりますね✨
穂科さんいかがですか?(笑)
全キャスト、全スタッフに愛を持てる現場でした。
それは皆が作品を愛し、演劇を愛した結果なのかなと思います。
そして演劇を愛しているお客様が劇場を埋めてくれて「それはオススメしないけど」が完成し、完結しました。
悪夢がテーマの芝居で、演じながらも様々な人の人生を見れました。
物書きとは人の人生を切り取ってる部分もあると思います。
だからこそ楽しい部分も危険な部分も。
この作品ははぶ談戯の4年ぶりの本公演を作家として芝居にした集大成じゃないかな。
僕ははぶ談戯に出会い、はぶ談戯に書かれましたね。
また書いてください🖋️
「それはオススメしないけど」
おしまい。