こまつ座観劇 | 石井智也オフィシャルブログ「石井智也といしいともや」Powered by Ameba

こまつ座観劇

新宿の紀伊国屋サザンシアターに舞台観に行ってきました。


井上ひさし×東憲司×宮川彬良 こまつ座・待望の新作



世間の動きにチクリと滑稽の針を突き立てて撓みがあればそれを正す、
歪みがあればそれを笑いのうちに直す、これが黄表紙(戯作)の生命ではないか。
― 井上ひさし

山形の遅筆堂文庫に向かった、そこには井上ひさし先生の資料と蔵書が眠っている。
あまりの数の多さに圧倒された。息が出来ないほどの重責がのしかった。
井上先生は江戸の戯作者の物語を書くためにどれだけの時間を費やして来たのであろう。
まさに執念である。命を削って書く・・・
その覚悟を教わったような気がする。
― 東憲司


江戸時代後期、黄表紙や洒落本が風俗を乱すと咎められ弾圧されながらも
『笑い』というものにすべてを賭け、筆を折らなかった江戸の戯作者たちの鬼気迫る生き方。
書くことに魅せられ、コトバと心中した男たちの数奇な運命を第47回紀伊國屋演劇賞個人賞、
第20回読売演劇大賞優秀演出家賞、第16回鶴屋南北戯曲賞の異才・劇団桟敷童子の東憲司が新作書下ろし。
戯作者・山東京伝に北村有起哉を迎え、多彩多芸多様と三拍子揃ったキャストでお届けする
今一番新しい江戸が平成に甦る。

 

東憲司版『戯作者銘々伝』がここに完成



久しぶりのこまつ座観劇です。
しかも大好きな劇団桟敷童子の東さん作、演出!





以前ドラマで共演させていただいた西岡さん阿南さん、相島さんも出演していました。

井上ひさしさんへのリスペクトが感じられる作品。
東さん演出の美しさ。
役者の凄さ。

とても見応えのある舞台だった!

明日は僕は藤沢公演!頑張るぞ☆