七草粥一年の無病息災を願って食べられる七草粥は古くから人日の節句にあたる1月7日の朝食す日本の行事食として知られていますが、この七草粥は春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で祝膳や祝酒で弱った胃を休める為に始まったという説もあり、この伝統行事は「生活の知恵」でもあるんです。なので、そういう意味では7日でなくとも今年の暦でいけば5日や6日の朝が良いかも知れませんね。弱った胃は元気にして仕事にのぞみたいものです。
「元旦」明けましておめでとうございます。今年もヨロシクお願いします。「一年の計は元旦にあり」・・・といいますが、どんなことでしょうか?ご存知のように元旦とは元日の朝のことです。「旦」は「日の出・朝」の意味で、「元旦」とは1月1日の朝を指します。一年の計は元旦にあり」という諺は、中国の『月令広義(げつりょうこうぎ)』という本の中の「一日の計は朝にあり、一年の計は春にあり。一生の計は勤めにあり。一家の計は身にあり。」という言葉が元になっていそうです。一日の計は朝。そして「春」は年頭のことなので、日本では「一年の計は元旦にあり」と言うようになったようです。僕も今日は早起きして夜明けとともに自分自身の初仕事をこなすつもり!(これ書いてるのは深夜0時30分です)皆様にも良い年であることをお祈りします。
年越し蕎麦はいつ食べる?今年の最終日「大晦日」ですね。年越しそばを食べる方も多いと思いますが、そもそも何故年越しに“蕎麦”なのか?諸説あって・・・☆鎌倉時代博多の承天寺で年末年を越せない町人に"世直し蕎麦"と称してそば餅を振舞った。するとその翌年から町人達に運が向いてきたので毎年の慣わしとなった。☆そば切りは細く長く伸びる事から、家運を伸ばし寿命を延ばし、身代を永続させたいとの思いから縁起を担いだ。☆切れやすい事から、一年の苦労や息災を綺麗さっぱりと切って捨てようとして食べられた。☆蕎麦によって体内を清浄にして新年を迎える。など様々です。11月から12月は新そばの季節であり都合がよいというシンプルな理由もあるようですね。記録としては、宝暦6年(1756年)の眉斧日録(びふにちろく)8編に『闇をこねるか大年そば』と大年蕎麦の語源があるので江戸時代中期頃には歳末の慣わしとなっていたと考えられます。また明治時代から大正時代、大阪うどんの老舗では商家でも「年越し蕎麦は注文が殺到した」と書かれているそうです。では、この年越し蕎麦はいつ食べるのがBESTなのでしょう?実のところ何時に食べるものという決まった時刻はないそうですが年が明けて新年を迎える夜の12時までに食べるのが古くからの慣習だそうです。年を越す前に食べきらなければならず、蕎麦を残してしまうと翌年金運に恵まれないなどと言う説も根強いですね。地方によっては年が明けてからたべるところもあるようですのであまり気にする必要もないとはおもいますが、先に書いた「金運説」を気にするなら是非年内に残さず食べてみては? 皆様、良いお年をお迎えください(^^)/