こんにちは、水曜日の午後です。今日は半ドン。

日曜日にワクチンの事、後ほど書きますと申し上げました。当日書こうと思って書き損じた。

 日曜朝の報道番組でワクチンのことやってまして、フジTVで、河野大臣の補佐官の方が出て来られ、「国民の皆さんは、お好きなワクチンを選べます」と仰いました。

この発言には、現場で実際に、接種の立案・医師会との交渉・会場設定・関係人員集め・被接種者への連絡・…、と様々な仕事に追われている役所の方々の仕事量がますます膨大になっていってしまうだろうと危惧しました。

 

というのは、立川市も先週来、次々に接種に関連した情報が、役所から、医師会を通じて私共医師会員にも送られてきております。接種の詳細が記載された3月30日に発行されるという市のワクチン接種特集号の広報も、すでに27日には一部の市民の手には入っており、数名の患者さんには接種のことで質問されたりも、しておりました。実際私も広報をみて、患者さんに説明するに当たり、確認しなければならないことがいくつかあるなとも思っておりました。そんな時の補佐官の方の発言、びっくりしました。これでは、役所の電話担当の方のみならず、先に書いた関係職員の方々の、うんざりしたような顔を思わざるをえませんでした。私自身、広報を見、通達をみながら患者さんにわかりやすく簡潔にと自身でワクチン接種の流れという模式図を作って、役所の方に確認してもらいました。

立川市ではこのような感じになるとご理解ください。恐らくほかの自治体も大体は同じでは…。

ただ、図にもあるように、役所の方にも申し上げましたが,5/6から自身で連絡して日程を決めてもらうとか…。これでは日程が詰まっていて大変ではないかなと感じました。接種券が送られてきたところで、先ずかかりつけ医を報告しておくと先の流れが楽ではないでしょうかね。まあ、要らぬことは言うまい。

 

順序が逆になってしまいましたが、ワクチン接種の可否については、私自身はこの新型コロナウィルスに関しては絶対に接種された方が良いと思います。私はインフルエンザの予注に関しては、不足した時期でも、「そんなに心配しないでもいいよ、いつもの風邪と何だか違うって感じたら、走っておいで」、と申し上げています。インフルエンザは絶対に効く薬がありますから。ただ、新型コロナに関しては絶対的な治療薬が今のところすぐに手に入らないこともありますからね。

 

また、副反応ということでいろいろと報道されていますね。注射部位の腫脹など、これは他の予防注射(以下、予注)でもよくあると思います。確かに、2回目の接種後の発熱の頻度は多いようで、熱も、そこそこ上がるようですが、あくまでも殆どは一過性に過ぎないと思います。むしろ私達医療従事者にとっては、即時型のアレルギー反応(アナフィラキシー)の方が重大で、発生したら冷や汗ものですね。その対応が結構大変ですから。

しかし、私自身20年以上開業医をしてきて、予注でのアナフィラキシーは幸い経験したことはありません。局所麻酔で具合悪くなったというのはそこそこありますがね、しかしいずれにしろ、大事に至った経験はありません。ですから、その頻度も極めてまれでしょう。

 

 報道で、「アレルギーのある方は医師に相談して」、と言われますが、自称アレルギーの方も含め、アレルギーの方ってすごい数いらっしゃると思います。アレルギー体質と言われてしまうと、普通に接種する立場の医者は一瞬躊躇してしまううでしょう、どなたでも。

ワクチンなどに入っている防腐剤などのアレルギーでの反応はよくありますね、それに鶏卵を使ってのインフルエンザ予注の場合に卵白くらいは私でも知っていますが、それ以外の特殊なアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)に関しては明らかな注意などは聞いたことがない気がしますので、逆に皆さんに聞かれても困ってしまうというのが実情。

政府、医師会などにはそのあたりを私たちも含め、一般の方々に明確にして周知徹底するようにして欲しいと思います。

 

 まあ、私でさえこれくらいですから、皆さんの不安も理解はできます。しかし、結論としては、ご自身にとっても社会的に見て集団免疫の獲得も考慮しても、接種されることをお勧めします。

 

昨日、午後にこれを書いておりましたが、今朝の新聞で、やはり小林補佐官は叱責されたようですね。リップサービスで仰ったのかもしれませんが、私の座右の銘「病は口から入り、災いは口から出る」を忘れてられたのでしょう。頑張れ小林補佐官!くよくよするな!

 

それでは今日も頑張っていきましょう。

 

2021.4.1 朝 Y.Ishii

おはようございます。暖かくなりましたね。石神井川の桜も満開です。

 この時期、石神井川の桜を見ていると学生時代を思い出します。皆さんは石神井川というと、石神井公園が浮かび、まさか板橋の方まで流れているとは思わないのでは…。母校は板橋の大山にありました。部活の練習は板橋区の城北公園でやっていました。公園の中に400mのトラックがあり、そのフィールドで練習していた。石神井川沿いの道を、この時期には途中桜を愛でながら…。学生時代を思い出します。帰りには道半ばの駄菓子屋さんで買い食い。楽しかったなああの頃は、ホントに。

 

先日、新型コロナ感染症に罹患して、自宅での待期期間が終了した方がみえた。

 この方は3/12、私のところの初診。3/6から咽頭違和感があり、売薬を服用し経過をみていて、3/9から嗅覚異常が出現、3/11近くの耳鼻科受診後、同科よりの紹介で来院。同日診察後PCR検査も行いました。翌日陽性であることが判明。型のごとく患者さんと保健所に連絡。患者さんからは保健所からの指示で3/19まで自宅で待機とのことでした。

 

 待機期間が終了して、婦人科にかかろうとしたところ、コロナ「罹患後であり、感染の危惧もあり診察はできない」、と言われた、と当方に連絡がありました。早速、保健所に相談してみました。電話対応の方に経過を告げ、「診断までは私のところであるが、以後の待機期間も含め対応に関しては保健所の責任の下で、婦人科にも対応すべきでないか」と申し上げました。その後、その上司の方から連絡があり、「患者さんに保健所に再度ご連絡頂ければ、こちらで対応する」というお答えをいただき患者にその旨告げました。

 後日来院した患者さんにその後の経緯を伺ったところ、保健所の方が婦人科の医師と接触して、診療に至れたとのこと。この話を伺い、普通に考えれば、その通りかと思いますが、保健所が動いてくれたことに感激しました。こんな場合、私のような市井のただの開業医が、見ず知らずの他科の先生にお話ししても、らちが明かないでしょう、逆にトラブルの元…。今回の保健所の対応は「神対応」というところかな、私にとっては。

 

 ただ、今回のケースをみてもこの病気自体と、その対応などよく考えてみると、いろいろなことが想起されます。

まず、味覚・嗅覚異常は本症においては、やはり頻度は高いようです。しかし、この症例でもお分かりの様に、最初から出てくるとは限りません。むしろ、経験上では、発熱その他の症状が落ち着いた後に出現することが多いようです。

そして今回のケースも発症自体は3/6の咽頭痛の日と私は考えます。療養期間は、厚生労働省通知に基づき、発症日(無症状の方又は発症日が明らかでない方は、陽性確定に係る検体採取日)から10日間が経過した日(11日目)までとすると、私の診断では3/6発症で17日までが療養機関と思いますが、保健所の指示では3/19迄とのこと。

発症日の決定はとても大切で、診断するヒトにより、誤差が出る。でもこれはとても重要なことだと思っています。(発症日も含め、期間の決定に関しては保健所の決定ですから、今回は特に私は申し上げません…)

 

 感染者の社会復帰に関しては以前にもダブルスタンダードという題で上げたことがありますが、保健所・マスコミなどがもっと声を大にして伝えるべきと思います。

感染した方の職場復帰に関して、日本産業衛生学会などは①発症後少なくとも10日以上経過②解熱後に少なくとも72時間が経過し咳などの症状が改善傾向にある。年、医療機関の負担が増えるのを避けるため「陰性照明などの提出を求めるのは控えるようにと呼び掛けている。(日経新聞記事より)

医療機関の負担と書かれてますが、医療機関の証明書の作成に関してはそれほど医療側は負担とは思いません。むしろ、診断書料金で患者の負担が増えることが危惧されるのでは?保健所に報告した医師が、保健所と連携の上、会社所定の書面に日時など記載すれば、医療側も金銭の請求はできないのではないでしょうか?書面の作成などのことで医療側の状況などと、勝手にこちらのせいにしてほしくないですね。

 

今朝は朝の報道番組ではワクチンのことをやっていました。このことはまた余裕があったら、後程書きます。

雨の日曜日。ゆっくりお過ごしください。雨が上がった時を見はからって、桜でも愛でてください。

 

2021,3,28昼前 Y.Ishii

 

おはようございます。雨の日曜日。こんな天気の日曜日も、今日は許せる。今日は午後から立川市の休日診療所の担当。この天気なら、患者数は少ないでしょう。今朝はいつものように報道番組の、はしごをしておりました。今朝はやっぱり緊急事態宣言解除のことですかね。

 

それにしても、蓮舫議員の、菅首相への質問映像、何度見ても不愉快ですね。感染の再燃は一般的に考えて、先ずありうると思います。そんな判り切ったことを聞くなよ、と思ってしまいます。宣言の解除に関しては、常識的に考えれば、「なし」が正解かと思います。しかしながら施政者としては、種々の周囲のことなども鑑み「あり」と判断されたのでしょう。判断ミスもありうるでしょう。

 

 確かに、石橋をたたいて渡っても、橋は落ちることはある。私は現政権のひいきをするつもりはありません。むしろ、今回の5本の柱にしても全く目新しいものはないと思っています。特に、保健所の事、開業医との連携などは、私自身1年前から言い続けてきたことであり、首相周囲の取り巻きの方々の人材不足かと思います。柱の中には「医療計画の策定」というのもあるようです。その中に「退院基準の徹底」にも触れられているようですが、最近現場で感じることは予想以上に、すでに発生して1年以上経過したというのに、患者さん含め国民がこのコロナ感染症の本体を充分に理解していないことに問題があると思います。こちらも何時もここには書いているように、報道に問題があるのででしょうね。だからと言って、蓮舫さんや小池知事のような言い方は癇に障る。こんなことをいうとまた女性蔑視と言われるかも…。

 

女性蔑視と言えば、先日読んだコラムに、毎日新聞の全国世論調査というので「最も評価している女性政治家」の結果というので、①メルケル首相②小池百合子③サッチャー④アーダンNZ首相⑤蔡英文台湾総統⑥野田聖子⑦蓮舫⑧アウン・サン・スー・チー⑨橋本聖子⑩土井たか子、以下田中真紀子、クリントン(敬称略)とか。

これに関してコラムでは今回のコロナ禍での調査もあり、その対応で強いリーダシップ発揮したメルケル、蔡英文、アーダンや、火中でのマウントの取り方が天才的であった小池百合子が上位に食い込んでいる。ただ、後世に名を遺すのはサッチャー氏と、可能性を秘めているとしたら、蔡英文氏くらいだろうと、アウン・サン・スー・チー氏についても今回のクーデターが無かったらランクインしたかどうだか…、とのこと。メディアへの露出が多いだけで、これまでの実績と呼べるものがほとんどない方々、と書かれていました。(まあ、産経新聞の記事ですので少しばかし偏りはあるでしょうかも)

 

 そして、このコラムの筆者は、この調査のことで余談として、この調査のタイトル「最も評価している女性政治家」の付け方を「最も頼りになる…」か「最も瞠目に値する…」という表現にしたら答えるが、先のタイトルなら答えない、とのこと。筆者自身も「言葉警察」になったようで恥ずかしくなるが、言葉の感覚は譲れないし、譲る気もない、と。「言葉警察」に関し、国民やメディアは自分の心のなかの「言葉警察」を上手に使い慣らすことが必要だろう。コロナ禍も加わったこの閉塞状況から抜け出すにはまずは、政治家や官僚が失言を恐れず、自由に言葉を使える言論の府を実現することだろう。言語空間はできる限り緩く自由にしておくべき、そうしないと、使い手は窒息し国そのものも瘦せていく、と記しています。 

 このコラムには『そろそろ使うのをやめにしたい現代語辞典』という本に触れ、本当に言いたいことは冗談でしか言えません。冗談にめくじらや青筋を立てるのは野暮の極み、全編笑い飛ばしていただければ幸い、と。失言や危ない冗談より恐ろしいものは、したり顔で取り締まろうとする心なのでしょう、とありました。なかなか興味深そうな本のようです。読んでみるか。

  

「言葉警察」という意味がよくわからなかったのですが、つまり筆者はちょっとした言葉使いにこだわり、「自身の気に入らない言葉の使い方を、したり顔で取り締まろうとする心」のことを言ってられるのですね。

確かに、私自身も「言葉警察」にならないようにしなければとつくづく思いました。今日のタイトルは、いつの間にか「言葉警察」というタイトルになってしまいますね。

 

間もなく17時。休日診療所で書いています。予想通り比較的この時間までは暇ですね。

この連休はあまり有意義には過ごせなかったなあ…。

明日から、また頑張ろう。

 

2021.4.21 夕 Y.Ishii

おはようございます。昨日の新聞では、6月までに1億回分のワクチンの確保の目処がついたようですね。高齢者への接種がどうなるか気になっていて、目処がついただけでも実際に稼働し始めるのでしょうね。よかったです。

次の問題はその順番でしょうね。それと接種当日のキャンセル分の取り扱いですね。個人的には私のような立場の者は。特に近隣の患者が多いので、家にいることの多いヒトに積極的に連絡できるような体制を考えていますが、最終的には自治体の判断で決められるようですね。いずれにしろ早く始められれば良いですね。

 

 昨日の雨は本格的でしたね。散々な一日でした。昨日は、午前中は朝からの雨で比較的暇な土曜日になると、ゆったり構えておりました。確かに患者さんの足は重かったようでしたが。町のPCR検査センター施設から流れてきた患者の対応で、すったもんだ。そんな施設で陽性に出たという2名。1名は、施設からのメールで「保健所から、ちゃんとした医療施設に行くようにと指示された」と。その患者の場合には、同居中のパートナーもいて、そのヒトの事でも相談を受けた。今1名も同様のケースで、保健所に相談したところ、近隣の同様の指示をされたとのこと。

この町の検査センターに関しては、本来、私設の検査センターだとしても、施設から直接保健所に通報する義務がない?とは聞いていた気がします。PCR検査の拡大はそれなりに意味はあると思い、低価格で容易に検査できるのは有意義だとは感じていましたが、「陽性であった場合でも施設には、保健所に通報の義務はない? 医者がいないから?検査技師の方はいる?これって、何だか変だなあ…、と感じてはいた。法定伝染病であるはずのこの病気なのに…、と。医療施設の診断でないので、患者の申告に任せる?ってことなのでしょうね。そんな施設を、国が認めるのが理解できなかった。

そのこととは別に、今一つ、このような患者への対応の徹底のこと。以前から、こんなトラブルが発生した場合に、保健所との折衝が重要だとは、ここでも取り上げてきました。医師会長も、「Go toに口出しする前」に国・保健所・医師会との連携を図るべきことに注力すべきだ、とも。私たちの様に発熱外来の看板をを掲げている施設とだけでも、積極的な連携をとる手段を講じるべきと痛感して、それなりに医師会にも保健所にも私自身は働きかけてきておりましたが、両者とも一向に動いてくれないというのが現状です。

いやいやこれは、愚痴になってしまった。まずいまずい…。でも言いたくなっちゃうんだよなあ。こんなことが続くと。ご勘弁を。

 確かに保健所は患者対応で忙しい、それは事実でしょう。しかし、ここでまた忙しくなってきているようですが、流行もやや小康状態の今だから、もう一度、それぞれ、原点に戻って、現場での対応を検討してもらいたいと思います。

昨日、そんなことがあっても、私たち開業医のレベルでも、直接保健所とは連絡取れません。皆さんと同じ。留守録の伝言を聞くだけ。私は昨日は大きな施設に連絡して保健所の当直業務のヒトに当方へ連絡してくれるように依頼して接触できた次第。当直業務のヒトと直接と話しましたが…。結局は彼は責任ある答えは出せない。立場上やむを得ないでしょうね。一方の医師会?私のような、うるさい医者の対応で忙しいか…?

 

 診療もやっと終わって、帰りのJR中央線。乗ったはいいけど、特快なのに、国立で緊急停車した。ドアは開かず。しばらくして武蔵小金井駅での信号への落雷で、電車は動けない、と。それからしばらくして、特快だけど、快速に変更すると。それでドアが開いた。まあ、西国分寺で武蔵野線に乗って帰ろうと決めたが、一向に動く気配がない。しばらくして、復旧の見込みははっきりしないと。その後復旧は4時過ぎになろうと、まだ1時間以上もあるゼイ。しょうがない、国立で降車して、タクシーででもと思ったけど、タクシーは全くなく、ヒトは数珠繋ぎ。電車で2分の距離の西国。歩こうと決めて歩いた。横殴りの雨、ズボンも服もびっしょり。15分以上かかって西国。おまけに、ただのSuicaだから、払い戻しもなし。定期ならよいとさ。やってられないよ。

 

全く散々な一日だったゼイ。

 

うって変わって今日は、この時間、青空が広がっています。

今日は気持ちの良い楽しい一日になるとよいです。

 

休日、楽しんでください。

 

2021.3.14 朝 Y.Ishii

 

 おはようございます。大分暖かくなってきました。そして朝も明るくなってきていますね。久しぶりに書きます。季節の節目など、時々、七十二候が気になります。ちなみに、今日の時期、啓蟄、初候は桃始笑とのこと。桃のつぼみが開き、花が咲くころ。ただ、我が家の紅白の枝垂れ桃の木は蕾もまだわずか…。昨年、女房が陽当りが悪いと裁断していたせいかな…。紫陽花は、枯れてたと思っていたが、あっという間にたくさんの新芽が顔を出しています。紫陽花はしたたかですね。

 今日は東日本大震災から10年目。新聞記事でも目覚ましい復興もあれば、遅々として進まないところもあると…。現地の皆さんは大変でしょうが、頑張ってもらいたいものです。私のラグビー部の2年後輩のS君は石巻の病院で被災し、不帰の人となりました。2週間ほど前に、残されたご家族が仙台で喫茶店を開いてられるという記事を目にしました。緊急事態宣言が解除になったら、訪れてみたいなと思っています。震災後3年目くらいですか、ラグビー部の仲間たちとで仙台まで行って、偲ぶ会に参加しました。その際、私がとんでもないスピーチをしてしまい、ラグビー部の皆が青くなってしまったという苦い記憶を思い出しました。つい最近も要らぬことを言ってしまった。いつになっても口は禍の元、学習しないなあ。

 

月曜日に立川市の新型コロナのワクチン接種の説明会がありました。立川市は個々の診療所で摂取するほか、数か所で集団接種を行うようです。ただ、実施にあたっては、相変わらず、遅々として進んでいないようですね。ワクチンの入荷の見込みが立たないようですから、これはいくら政府や役所を責めてもしょうがないでしょうね。3/15には立川市も接種の予約センターを開設して、市民の声を聴くようです。しかし、実際の日程などには言及できない。時期に関しては、報道で行っている程度のことしか言えないでしょうね。役所もパニックになってしまうのではないでしょうか。一時期の保健所業務の様に…。高齢者の接種は老人施設から始まるようです、特別養護老人ホームなど。公的な施設の後はどのような高齢者施設になるのか?順番をめぐって、平等にとかで、現場では喧々諤々の議論が沸騰してくるのではと、ちょっとばかり危惧しています。平等にこだわると、難しいでしょうね。

 

ここにきて立川市自体の新型コロナの発生は小康状態になってきたかなと感じています。発熱外来をしていても、1~2人/週程度の発生率ですかね。紹介の患者さん自体も減ってきています。しかし、一昨日に来られた30歳・男の方は、問診でも、診察しても多分違うなと思いつつPCR検査を行いましたが、結果は陽性でした。やはり、診断は難しいですね。まだまだ、インフルエンザの様には行かないなと感じました。今の段階では、やはり積極的にPCR検査は行うべきか、とも感じています。

 

先月、書いた、注射器の事。ここにきて結構盛り上がっていますね。インスリン用の注射器のことも浮かびましたが、皮下注射用であり、針の長さが絶対に短すぎると思っておりましたけど、結構使えるものですね。ただ、個人的には、何も筋肉注射にこだわる必要はないと思っています。前回の話しでも触れたと思いますが、確かに筋肉注射の方がbetterという報告はあるようですが…。従来よりの予防注射を皮下注射でという日本のローカルルールに準じて、なるべく多くのヒトに迅速に接種することを考えると、皮下注射で充分ではと思います。しかし、他の予防注射の添付文書は確認していませんが、新型コロナのに関しては添付文書で筋肉注射と記載されていれば、やはり国としてはそう簡単には行かないのでしょうね。

 

久しぶりに仕事前に書きました。身近な読者から、そろそろ新しいものを書いてはと言われてしまいました。

確かにあんまり間が空くと、折角読んでくださっている方も興味を持ってくれなくなってしまうかもしれませんね。

 

僕、元気にやってます。

今日も頑張っていきましょう。

 

2021.3.11 朝 Y.Ishii

 

こんにちは。今朝、注射の話を書きましたが、朝の報道番組でその注射器の話が出ていました。現在多用されている予防注射用の注射器はほとんどが皮下注用であり、筋注するには針が短すぎるとの事でした。

やはり、偉い人たちがおっしゃってる通りなのかなあ、ということで、筋肉注射と皮下注射について調べてみました。

 

ワクチンを皮下注射でうつべきか、筋肉注射でうつべきか?生ワクチン(麻疹や風疹ワクチンなど、病原体を弱毒化してつくられたワクチン)の場合は、皮下注射が原則。一方、不活化ワクチン(病原体を殺して毒性をなくし、免疫を活性化させる成分を抽出してつくったワクチン)の場合は筋肉注射をおこなう。これが世界的には“常識”です。しかし、日本では規制が異なり、非常にややこしくなっています。日本ではほとんどの不活化ワクチンが「皮下注射」あるいは「皮下注射または筋肉注射」と決められているのです。抗体をつくらせるためにはワクチンをしっかりと体内に入れる必要があり、筋肉注射の方が皮下注射よりも有効であると考えられています。ただ、日本での筋肉注射敬遠の流れを生んだ歴史は1970年代、小児の「大腿四頭筋短縮症」が問題となり、「筋肉注射は危険」というレッテルが貼られてしまい、その後は日本ではワクチンの筋肉注射が激減したのです。

(日本のワクチン注射 世界の“非常https://mainichi.jp/premier/health/より抜粋)

 

先に書いた大腿四頭筋短縮症に関して、『ワクチンの効果は、皮内注>筋肉注>皮下注の順で有効』http://www.nobuokakai.ecnet.jp/5093.htmlという文献によると、

世界では「不活化ワクチンは筋肉注射」が標準ですが、日本はなぜか皮下注射。これは1970年代の大腿四頭筋拘縮症訴訟のトラウマのためです。スルピリン(解熱鎮痛剤)やクロラムフェニコール(抗菌剤)の年間100回以上の頻回注射が原因で、ワクチンとは関係なかったのです。「子どもへの筋肉注射は危険」というあやまったイメージが染みついてしまったためです。それ以降、ワクチン接種部位も日本は上腕に限定されてきました。

 

話をもとに戻して、『BMIからアセスメントする筋肉内注射時の適切な針刺入深度』 www.jans.or.jp › files committee tamate_10_ppによると、

Hochstetterの部位 肩峰5cm下部と同様に,算出式から求められた各BMIにお ける皮下組織厚に0.5~1.0cm加えた長さ分針を刺入すれば, 確実に筋に到達する適切な針の刺入深度は

 

      【BMI<18.5 】  : 皮下組織厚+0.5~1.0cmが,1.0から1.8cmの範囲にあり,

                                1.5cmの深度で筋肉内に位置する.

 【18.5≦BMI<30.0 】  : 女性で皮下組織厚が1.3 cmを超えるため1.5cmより2.0cm

                                としたほうが確実に筋肉内である.

          【BMI≧30.0 】  : 女性で皮下組織厚が1.6cmを超えるため2.5cmの刺入が

                               必要となるが,通常筋注に使用される針の長さからそこまで

                               深い刺入は困難.

 

ということから、通常の上腕∼肩に筋注する場合は2.0cmの針の長さがあれば問題ないようです。

 

今日はよく勉強した。

明日の朝、診療所でカタログ見て針付き注射器の針の長さ確認してみます。

1.5cm∼2.0cmくらいはありそうだけどなあ…。

 

 //////////////////////////////////////////////////////////////////

 

通常の針付きの注射器の針の長さ、カタログを見て、今確認しました。

13mmしかありませんでした。やはり既存のものではだめなのですね…。

 

要らぬことを言ってしまいました。

いいね!してくれた方、ごめんなさい。

 

それでは今日も頑張っていきましょう!

 

2021.2.15  6:30AM   Y.Ishii

 

おはようございます。今日は2/14日曜日です。昨夜の地震は結構揺れましたね。震度6とか、被災された方には、寒さの中大変な方もいらっしゃるのでは、お大事に。ネットのニュースでは今後1週間内に同様の規模の地震に気を付けてとのこと。津波の心配はないようですね。よかった。

久しぶりに、先日の休日に書いた森さんの事。その後の展開は予想通りでしたね。何だか森さんも晩節を完全に汚してしまったようですね。川渕さんまで巻き込んでしまって…。

本当に「病は口から入り、災いは口から出る」、気をつけなければ!

 

今日は、ワクチンのことに触れてみます。まだ、6時前で、新聞も見ていない。今日の報道番組では何が話題になるやら?

ワクチンのことですが、接種すること自体のことを皆さんは気にされていると思いますが、単純に高齢者は絶対におやりになるべきと思います。遺伝子に詳しい方のお話しでは、mRNAに手を加えるのはよいが、mDNAに手をつけてはいけない…、なんて話は聞いたことがあります、子孫に禍を伝えるかも、と。詳細は私も調べてない。子孫を作ることのない私たちのような中高年以上は、やって少しでも安心を確保した方が良いのでは、と私自身は考えています。

 

今日触れてみたいと思っていたことは予防注射の注射器の件。

日本政府は、ファイザーとの間で年内に7200万人分、接種回数にして1億4400万回分のワクチンの供給を受ける契約を交わし、今月12日に専門家でつくる部会を開いて承認の可否を判断する方針です。ファイザーが現在、計画しているワクチンの供給量では日本で接種を受けられる人数が計算上、17%減少することになります。厚生労働省によりますと、日本で一般的に使われている注射器では、注射をした際により多くの薬液が針とシリンジの間に残る構造になっているため、特殊なシリンジを使った場合に比べて必要となる薬液の量が増えるということです。このため、1つの容器から5回分のワクチンしか採取できず、容器に残ってしまった分は廃棄される見通しだとしています。「6回採取するには特殊なシリンジ=注射器の部品が必要で、特殊なシリンジの必要量を確保するのは非常に困難といった課題もあり、厚生労働省において近日中に自治体向けの手引きを改正し、連絡を行うと承知している。

とのこと。

しかし、現場で直接予防注射をしている我々としては、「特殊なシリンジ=注射器の部品が必要で、特殊なシリンジの必要量を確保するのは非常に困難といった課題」があるという厚労省の発表には首をひねってしまいました。

 

 予防注射に使用することの多い1mlの注射器には既存のもので、①針付き②針なしのものがあります。私は1mlのシリンジを局所麻酔に使う際に圧力がかかり、針がシリンジから外れることがあり、小さな手術時に針付きのものを使用することがしばしばありまして、医院でもそれを実際使用しています。

 写真の左が①針付き、右が②針なし

  

 

そんなことで、昨日暇な診療時間の合間に医療品のカタログで調べてみたところ、カタログには両者がしっかり出ていました。安い品物を比べてみると①と②では100本につき約800円程度①が高価なようです。貴重なワクチンの無駄を減らすために、大号令をかけて針なしのシリンジを確保するのはそれほど大変なことではないように思いますが…。私の考えているこ①のシリンジとは違う、特殊なシリンジでなければだめなのでしょうかね?

 厚労省の優秀な方々、国会議員の医療に携わる方々、医師会の方々はどのように、助言されているのかな?など考えてしまいました。お隣りの、国ではすぐに昨年末から針付きのシリンジの増産を図っていると…。また馬鹿にされてしまうゼイ、あの国に。

 

今朝はこの時間に、書き上げてしまいました。大分明るくなってきた。

今日も楽しい休日をお過ごしください。

 

2021,2,14 朝 Y.Ishii

 

 久しぶりの休日の午前です。窓の外は晴れ渡った天気です。久しぶりで何だか書いてみようとPCを開いています。前回書いてから、ある程度、新型コロナに関しては言いたいことは言ったかな、なあんて思ったりしておりました。 その後,立川も患者の発生は落ち着いてきているように思います。外来診療でも2人くらい/週程度になってきた様に思えます。ただ、発熱外来にお越しになる患者さん、もう少し経過をみて来られるのでもよいのではと感じることが多い。患者さんの話を聞いていると、発熱相談センターも対応がまちまちのようですね。保健所と同じで、センターも末端の方々の皆まで対応・指示を統一することは、やはり大変なのでしょう。発熱センターの方々とも、我々実際に発熱外来をしている現場の医療関係者と話し合う機会等あれば、もっともっと有効な医療が行えるのではと感じます。

 

 今朝はモーニングショーを見てみました。普通の日はなかなか見ることができないので、今の話題は…、と早い時間からみていました。今日の話題は、森元首相の女性蔑視発現?のこと、新型コロナのワクチンの事がメインかな。

 

森前首相(以下森さん)のことに関して、私自身は森さんと、何度かラグビーを通じて、いくつかの集まりなどで、お話しをお聞かせいただいたり、直接お話をさせていただく機会もありまして、とても頭の良い方で、臨機応変に対応され、話のお上手なお方と、リスペクトしておりました。確かに、首相時代の発言で、問題になったりされたこともありましたが、率直に自身のご意見を述べられる方で、率直なだけに誤解もされやすいかなとも思っておりました。

 今回の事?皆さんはいろいろとおっしゃるかもしれませんが、今のところ、辞任ありきで話が進んでいるように思えます。恐らく森さんのことですから、今回もある程度のうけをねらわれて、本題の他に少しばかし面白いことを、ということで発言された部分もあると思います。ただ、こうして問題になってしまったということは立場上問題にされてもやむを得ないのでしょうかね…。しかし、あの方は非常に紳士的な方であり、決して女性差別の意図はなかったと思います。反対意見の方々が、発言の内容を一部をコピー&ペーストして過大に反応し、騒いでいるという一面もあるように感じます。今回のようなことが起こり、影響力のある方の発言と現在の風潮、ということに関して参考になると思う記事が、数日前、読売新聞のコラムに猪木武徳先生(大阪大学名誉教授)に書かれていたので、転記させていただきますのでご一読ください。

 『…我々は最近、発言に用心しすぎて活力が失われつつあると感じる時がある。それは言論を仕事の重要手段とする政治家が、「私はこう思う」と自己の心情や理念を率直に語ることがほとんどなくなった。その結果日本の政治が以前にも増して分かりにくくなっている。米国でも言論の萎縮や不自由を憂える声が上がっている。昨年7月に「ハーパーズマガジン」誌のウエブサイトで「正義と開かれた議論についての公開書簡では、「編集者が物議をかもす論考を掲載したために失職し、書物は誤りを指摘されるとすぐに回収されジャーナリストは特定のテーマについて書くことを禁じられ、大学では特定の文献を引用すると調査され研究者は査読炭の研究を回覧したことで解雇され、組織の長は単なるぶざまなミスで時には解雇される。報復の恐れなく発言できることの幅が、着実に狭まっている。…。ドナルドトランプ前米大統領から一つでも学ぶところがあったとすれば、その言動の「分かりやすさ」であろう。「コメントをひかえさせていただく」を多用する日本の政治家とは対照的だった。ただ、彼は分かりやすいのだが思慮に欠け理念を語ることができなかったことだ。

難局克服へは、自由な思考と言論は欠かせない。自己検閲で言葉を控えるような風潮は、経済学者ケインズの言う「アニマルスピリット(野心的意欲)」が必要な経済活動と断行かが求められる政治から活力を奪ってしまう。教育と研究に関わるものには野心は禁物だが、経済や政治の停滞を乗り越えるには「私はこう思う」「私はこうしたい」という考えを明確に表明する気概が不可欠なのである』、と。

 おまけに、産経新聞のコラムでは「政治家や著名人をはじめ、だれしも犯しうる失言や言い間違い騒がれ、はやし立てられるの場面が目立つ。SNSの発達で情報が発信共有、拡散されやすくなっただけに、その威力と影響力も大きい。コロナ禍で多くの人が欲求不満を抱え、攻撃的になっているのも事実だろう」と。

 

確かに欲求不満になってしまうでしょうね、特に若いヒトたちは。私くらいの老人になると欲求不満ってのは薄れて来てるかな…。

 

新型コロナのワクチンに関しては、別の機会に書きます。

陽射しが気持ちよい、休日の午前、机に向かうのもなかなかのものです。

休日を、ごゆっくりお楽しみください。

 

2021.2.11 午前 Y.Ishii

おはようございます。日曜日の朝。今日は曇りのようですね。先週は比較的暇な週だったように感じます。新年1週目は、発熱外来が大忙しでしたが今週は来院者もPCR検査施行例、陽性者も減ってきたようです。緊急事態宣言が出たりと、pandemicだ!と思いましたが…。現場的には、少しばかし小康状態かなって、感じます。 

先週末など10人検査して全員陽性などありましたからね。結果の布告が私どものところに来るのが20時前、それから患者さんに連絡して、保健所への連絡でしたからね、今週は結果も夕方には届くようになりました。実際、検査件数も少し減ったのではないでしょうか。今週のケースは陽性率も1/3程度ですね。

 

発熱外来などの紹介で、下痢と発熱を訴えて来られる方が目につくようです。発熱センター、開業医の先生からの紹介の方の場合、発熱、直ちに検査をと理解してこられる方が多いように思います。いつも申し上げているように、私個人的には、1日様子をみて、受診でもよいと思っております。ただ。患者さん側としては、報道でも急に増悪するなどという情報もあり、少しでも早く受診したい、と思うでしょうね。気持ちはわかります。しかし実際にPCR検査の実施は、前の週の様にあれだけ患者が発生している状況では、片っ端から行ってもよいと思いましたが、発生状況も小康状態になってきている現状では、昨夜からの発熱、今朝からの発熱のケースは、一歩引いて、インフルエンザの簡易検査は行っても、すぐに新型コロナウイルスのPCR検査を、とは言いづらい。通達でも、「患者さんが心配だから」、「会社に言われた」というケースに対しては安易には行わないようにとなっています。この1週間のケースでは感染性の腸炎の方がそこそこいるようですね。感染性の胃腸炎は、比較的1年中診ることはあります。場合によっては40度近い発熱、頭痛も伴い、例年インフルエンザでは…、と言ってこられる方も多い。その他ウイルス性の疾患もあるのでしょう。いずれも3~4日で軽快することが多いように思います。

 

 今日はまた久しぶりに、報道番組を見ておりました特措法の改正云々。今朝のフジTVの番組のコメンテーターの方が、保健所の仕事に触れた発言をされてらっしゃいました。医師会とも協力してと…。やっとそれらしい意見が出てきたかなと思いました。結局は多くのことを保健所に臨むのは無理。やはりここは医師会が積極的に開業医に依頼し、自宅待機の患者さんと容易に連絡が取れるようなシステムを作るのが、最も簡単なことでは荷かと思います。パルスオキシメーターをそれぞれの医師会の先生に配布し。自宅待機となった方々は自宅で、朝夕の検温と、酸素分圧の測定をして、2回/日、朝と夕にかかりつけ医、あるいは検査をしてもらった医院に連絡を入れる。それこそ、私自身は積極的ではありませんが、こんな時こそオンライン診療というのを利用してみたらよいと思います。以前にも書きました、厚労省からの昨年4月の通達を実施すればよいのではにでしょうか。現実に私は、自分で診断した患者さんには、保健所の指示が決まったら知らせてくれるようにし、自宅待機・ホテル療養の方は朝夕の検温を指示し、報告するようにお話ししておおります。実際、先週の1例は自宅待機でしたが、発熱が続き、発症後1週間の時点で軽快しないため、保健所に私自身がFAXし、入院を検討してくれるようにお願いしましたが、翌日には入院となりました。私の連絡が奏功したのか、保健所自身の判断だったのかはわかりませんが、うまくいったケースではないでしょうか。

 患者さんから聞いた話ですが、自宅療養の場合、保健所は、「発熱、その他具合が悪い場合には保健所か発熱センターに電話連絡するように」と指示しているようです。(実際には確認しておりません) 保健所への連絡は私共でもなかなかつながらないことがあります。発熱センターと保健所の連携がどのようになっているかは、私もよくわかりません。医療崩壊を語る上では、開業医である私達を積極的に利用するのが安易で、速やかに動き出せる方法だと私は考えます。多くの方が今日のコメンテーターの方の様なご意見を出されるともう少し変わるかも…。

 

何度も申し上げます、に具合悪くなるケースもあるでしょうが。本症は発症して7~10日目に呼吸器の症状が著明に増悪するという報告が多い。確実に発症日を把握し、発症日、「あれ?何か変だな、風邪ひいたかな?」って感じた日(30何度の熱が出た日とは限りませんよ、PCRが陽性になった日でもありませんよ)が大事。発症日は。お年寄りの方は、具合が悪くても口に出さない、発熱があって初めて周囲がおかしいと気づくでしょう。いつも書いているように、「あれ?何か変だな、風邪ひいたかな?」って感じた日から朝夕で検温をして、朝はよくても夕に37度まで行かなくても二日続くなら、そして、朝は具合悪くないけど、午後になると調子悪くなるなんてケースも、先生に相談すべき。

 

長くなってしまいいました、何度も同じことばかりですね。

また女房に言われそうです、くどい、と。

 

もう16:46です。折角の日曜日ももうじき終わり。

明日からまた頑張らなくっちゃ! Y.Ishii

 

こんにちは。仕事が始まりましたが、保険請求の事、その他発熱外来の受診者の結果の通知が来るのが遅くなっており、おかげで患者への連絡、保健所への報告で、帰宅する時間過ぎても忙しい。別に偉そうに言うつもりはありませんが、少しでも、協力できればと始めた発熱外来ですが、こうして陽性患者が増えてきて、私たち町医者と保健所との連携がうまくいっていないように感じることがそこそこあります。別に、忙しい保健所の現場で頑張っている保健師や弱小保健所の所長の方々には忙しくって、じっくり考える暇がないのだろうとも想像できますので、彼らのご苦労も理解したうえでの意見です。

今日、少し書こうと思っていることは、保健所に対するクレームというわけではなく、むしろ、エールのつもり。実際に現場で、患者発生を受け、保健所と対応している市井の町医者の意見と思ってお聞きください。

 

現在、患者さんが受診され、抗原検査・PCR検査で陽性を確認された場合には、私共開業医はその陽性の結果を患者と保健所に連絡しています。そして、保健所から患者さんに、今後の患者自身の処遇・対応を指示するということになっています。ただ、ここにきて通常は前日の夕方までに検査験体を提出すると、翌日の午後には結果報告が来ておりましたが、今週は連絡が来るのが18:30過ぎということもあります。先ず私は患者さんに連絡し、その時点での患者の訴えなど確認して、保健所に連絡という形にしています。しかし、この3日間私が保健所に電話をしても時間外であるとのことで電話もつながりません。保健所に朝8時半前に電話してもつながりません。連絡が取れるのは早くて8:40過ぎですかね…。このことも、決して現場で働いている方々の責任ではないと思います。私も文句を言ったりしますが、彼らの力ではどうにもならないことでしょう。できれば私としては、直近の患者情報を保健所の方にも伝えておきたいということから電話連絡をして、対応する保健師の方なりとお話をと思っております。

私自身は、患者さんに、保健所からの指示が出たら、私にも連絡をくださいとお願いし、自宅で経過をみるように指示された方や、ホテルでの経過観察を勧められた方は、私のところにも以後連絡を取れるように心がけています。そうすることで、自宅や、ホテルでの急変等を防ぐようにできるのでは…、と考えております。

実際に、昨年4月2日付けの「特別区厚生労働所新型コロナウイルス感染症対策推進本部 よりの通達 『新型コロナウイルス感染症患者が自宅療養を行う場合の患者へのフォローアップ及び自宅療養児感染管理対策について』に記載されていることが徹底されてないのではと思います。特に、通達の中の 1.(2) ○新型コロナウイルス感染症対策を…、自宅療養中の患者へのフォローアップを行うにあたって、医学的な知見が必要になるもあることから、必要に応じて地域の医師会や医療機関等へ協力を求め、または、業務を委託するなど、地域の実情に応じて適切なフォローアップ体制を整備すること。 と記載されています。

現実にこの通達がどこまで行かされているのか?疑問に思うことがあります。実際に医師会・保健所から、少なくとも私は特別に意見通知など頂いたことはありません…。

 

 医師会の偉い方が、最近政府に対していろいろ仰ってるようです。お気持ちはわからないわけではではありませんが、外への意見を出される以前に、内々である厚生省・医師会・保健所などのレベルで、一年経過した本症を日々新しい知見を交えて、医療関係の部門全体での情報の共有等を図り、保健所業務の見直しなどをお考えにになることが先ではないかと考えます。

現状では受け入れ施設の確保などのこともあり、保健所が主体にならざるを得ないことは厳然たる事実です。保健所の皆さんの仕事量には本当に頭が下がります。実際我々医師側が、療養施設にあたったりという作業は、とても大変であり、物理的にも困難であることも事実だと思います。しかし、本来は診断して、治療を担うべき医師が、保健所の保健師さんなどのサポートに回っているという現実…。現実と理想のはざまの中で、現実に歯がゆい思いがしてなりません。

いつまで、このような何だか納得できない形態で進んでいくのか…。

 

まあ、現実に我々医者側としては今行われている仕組みが、我々自身の仕事量などからいうと楽でしょうけど…。

 

我々の立場として、医学的な見地からの助言はよいでしょうが、どの時代でも「坊主や医者が政治に口を出すと、ろくなことはない」、そんな声が聞こえてくるような気もします。

保健所の皆さん頑張って!

 

2021.1.8 夕 Y.Ishii