英国アーユルヴェーダカレッジ校長の山田泉です。
アーユルヴェーダと心理学で
健康で美しく生きる方法をお伝えしています。
今日はエネルギー(ドーシャ)の一生の中での変化」について、書きます。
カ パ:0~20歳頃(子ども~成人)
ピッタ:20~50歳頃(成人~中年)
ヴァータ:50歳頃以降(中年~高齢)
このように、私たちの一生においても、
3つのドーシャの強さが変わると考えられています。
年齢によって体に現れる不調が違うのも、納得できます。
たとえば皮膚の様子でみてみると、
「なめらかな肌」は子どもの持つ特徴で(カパ)、
「乾燥する」という要素を持つのは、高齢者です(ヴァータ)。
また、各ドーシャには優位に働く座(場所)があります。
カパは胸から上。
子どもの頃は鼻づまりや喘息などの
呼吸器系に関するトラブルが多くありませんでしたか?
ピッタは胃などの消化器系など。
働き盛りのみなさんは、胃腸の不調を多く感じる場合が多いのではと思います。
ヴァータは下半身です。
年齢を重ねるとともに生殖器系のトラブルが増えたり、
下半身が弱ってきたりしますよね。
◎エネルギーを悪化させる原因
毎日の生活で大切なことは、
それぞれのエネルギーが悪化した症状に早めに気づいて注意を払うこと。
特定のエネルギーが増えて悪化したら、
そのエネルギーの性質と反対のことをしてエネルギーを減らすようにしましょう。
当ブログを愛読してくださる方の多くは、
ピッタ(20~50歳)という働き盛りの皆さんかと思いますので、
今回はピッタについて。
【ピッタ】
・エネルギーを悪化させる原因
サウナ・炎天下、真昼の運動、アルコール、食事を抜くこと、
考え過ぎ、怒り・憎しみ、揚げ物・酸味・辛味・塩味の食べ物など
・エネルギーのバランスをとる方法
森林浴や水辺での散歩、サンダルウッド・ローズなどの精油、
オイルトリートメント、甘味・苦味・渋味の食べ物など
ここで一言付け加えると、
考えすぎたり怒りや憎しみの感情がわいたり、
揚げ物を食べることそのものが「悪」というわけではない、ということです。
湧いて来た感情や、食べたいという欲求は、ご自身から出る自然なもの。
これらを否定するのではなくて、
「行き過ぎ」に注意を払いつつ、
エネルギーのバランスをとる方法を実践すること。
これがポイントです。
エネルギーのバランスとりながら、
気分よくお仕事や家事をしたいものですね。
----------------------------------------------------
■□┓
□■ 総合プロ・セラピストコース2022年クラス募集中!!■□
┗:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2022年の総合プロコース、セラピストコース土曜・木曜クラス
募集中です!
入学をご検討の方は、山田校長の個別無料説明会へ!
実際にスクールにきて、雰囲気を感じてください。
HPや資料ではわからない疑問・不安を、山田校長に相談してみませんか?
あなたに合ったアーユルヴェ―ダの生かし方、
卒業後の仕事など、じっくりご相談いただけます。
詳細とお申込みはこちらです。